有働由美子:メーンキャスターに意気込み「嫁に出された」 イノッチとのやり取りも

「NEWS ZERO」の会見に登場した有働由美子さん
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「NEWS ZERO」の会見に登場した有働由美子さん

 元NHKアナウンサーの有働由美子さんが4日、日本テレビ系のニュース番組「NEWS ZERO」がリニューアルした「news zero」の記者発表会に登場。10月から、現メーンキャスターの村尾信尚さんに代わり、メーンキャスターを務める有働さんは「(今年3月に)NHKをせっかく辞めてきたので、NHKでできなかった有働をお見せしたいと思います!」と意気込んだ。

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 「NEWS ZERO」は2006年から放送を開始し、10月1日よりタイトルを「news zero」に変える。「news zero」は「視聴者と会話するニュース」をコンセプトに、有働さんの持ち味である“ホンネ感”を生かし取材や中継、SNSなどを通して“会話”を大切にした番組作りをするという。村尾さんは9月いっぱいで卒業する。

  新番組の見どころを聞かれると「生放送ですし、ニュースは生。10月1日になってみないと分からない。(会見には)中途半端なウエディングドレスみたいな衣装を用意していただいて、嫁に出されたんだと思います(笑い)。嫁に出したNHKに、しっかりやっているなって思ってもらえるような、日本テレビの『news zero』になれば」と意気込みを交えて、語った。

 NHKの朝の情報番組「あさイチ」に出演していた有働さんは、同番組で得た経験を「news zero」でどう生かしたいかと質問されると「あさイチの最初の方は、私が調べてよい情報を伝えるんだって思ってやっていたが、視聴者の方がよく知っていますし、専門家や識者、視聴者を信頼することができた。あさイチと同じように、教えていただきたい。“ホンネ”でやらないといけないので、できる限りうそをつかずに(ニュースと)向き合っていきたい」と目を輝かせていた。

 NHKとは違い、視聴率が出ることについては「NHK時代は(数字を)背負っていなかった。視聴率は番組の制作サイドで私のせいではない(笑い)。数字が悪ければ(私を)切ってもらえれば良いと思っています。(数字が悪いまま出演するよりは)安心感がある。ひとまずは、スタッフと心中するつもりで頑張りたい」と真剣な表情も見せた。

 「あさイチ」で共演した「V6」の井ノ原快彦(よしひこ)さんに、メーンキャスターを務めることを報告したかという質問には「とくにしてないです(笑い)。イノッチ(井ノ原さん)とは、これまで『仕事頑張ってね』とかはない。私が連絡するときは、びびったりしているときなので、それを察してくれた返事をくれ、支えてくれる。(最近は)『今日は(一人で)飲んでてさみしい』とかでアドバイスはない。大切な弟っていうのは変わっていません」と語った。

 会見では、同局の岩本乃蒼(のあ)アナが月~木曜のニュース、畑下由佳アナが金曜のニュース、山本紘之アナが月~水曜のスポーツ、弘(ひろ)竜太郎アナが木、金曜のスポーツをそれぞれ担当することが発表された。さらに、市來(いちき)玲奈アナ、河西歩果さんの出演も発表された。

 「news zero」の新しい顔ぶれに、有働さんは「キラキラした若い人たちで華やか。ビジュアル的に、夜11時に私を見て、ほれる若い男の子はいないと思う」とちゃめっ気たっぷりに答えていた。「news zero」は、毎週月~木曜は午後11時、金曜は午後11時半から放送。

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