透明なゆりかご:第8回「妊婦たちの不安」 母になることを選ぶ水川あさみだが…

清原果耶さん主演のNHKの連続ドラマ「透明なゆりかご」第8回の一場面 (C)NHK
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清原果耶さん主演のNHKの連続ドラマ「透明なゆりかご」第8回の一場面 (C)NHK

 女優の清原果耶さん主演のNHK連続ドラマ「透明なゆりかご」(総合、金曜午後10時ほか)の第8回「妊婦たちの不安」が7日放送される。アオイ(清原さん)を温かい目で見守ってきた先輩看護師・紗也子(水川あさみさん)の妊娠が判明。子供を持つかどうか悩んできた紗也子は、母になることを選ぶが……という内容。紗也子の夫役で柄本時生さんも登場する。

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 紗也子がついに妊娠したことが分かり、アオイら産婦人科の人たちは祝福する。紗也子は「休暇を最少限にとどめ、今まで通り全力で仕事する」と最初は強気だったが、猛烈なつわりに襲われ、十分な仕事ができなくなるほどに。夫の広紀(柄本さん)は優しい男だが鈍感で、紗也子の苦労を今一つ分かってやれない。そんな折、キャリアウーマンの妊婦・弥生(滝沢沙織さん)を巡ってある事件が起きる。

 「透明なゆりかご」は、20~30代の女性を中心に共感を呼び、コミックスの累計発行部数が325万部を突破している、沖田×華(おきた・ばっか)さんの人気マンガ。「真実の産婦人科医院物語」と言われている。ドラマでも、幸せな出産だけでなく中絶や母体死といった産婦人科の陰の部分に向き合いながら、時に明るく、時に切なく、主人公たちの命への祈りにも似た思いが描かれている。

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