西郷どん:第35回「戦の鬼」 “鬼”と化した吉之助 クーデター決行で一気に慶喜“排除”へ!?

NHKの大河ドラマ「西郷どん」第35回の一場面 (C)NHK
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NHKの大河ドラマ「西郷どん」第35回の一場面 (C)NHK

 俳優の鈴木亮平さんが主演を務めるNHKの大河ドラマ「西郷(せご)どん」の第35回「戦の鬼」が16日放送される(総合・午後8時ほか)。討幕をめぐり吉之助(鈴木さん)と決別したあと、京に隠伏していた龍馬(小栗旬さん)の身に予想だにしない事態が起こる。一方、吉之助は慶喜(松田翔太さん)を討つためなら、どんな卑劣な策もいとわないと、“鬼”と化す……。

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 慶喜の「大政奉還」断行の裏側には龍馬の手引きがあったと判明し、吉之助は龍馬と討幕をめぐり決裂するが、その直後、京の近江屋で龍馬が惨殺されてしまう。薩摩藩邸に現れた龍馬の妻・お龍(水川あさみさん)は、吉之助に「あんたが殺した!」と怒りをぶつける。

 吉之助の弟の信吾(錦戸亮さん)は「戦の鬼」と化していく兄に戸惑い反発する。それでも吉之助は、大久保(瑛太さん)とともに慶喜を排除するため「王政復古」のクーデターを決行する。

 「西郷どん」は、明治維新150年記念放送の大河ドラマ57作目。薩摩の貧しい下級武士の家に生まれた西郷隆盛(吉之助)の愚直な姿にカリスマ藩主・島津斉彬が目を留める。斉彬の密命を帯び、西郷は江戸へ京都へと奔走。勝海舟、坂本龍馬ら盟友と出会い、革命家へと覚醒し、やがて明治維新を成し遂げていく。

 第34回「将軍慶喜」は、第二次長州征伐が始まるも、戦の最中に将軍の徳川家茂(勧修寺保都さん)が病で他界。慶喜は、大方の予想を覆して第十五代将軍の座に就く。さらに慶喜は、フランスから軍事支援を取り付けるが、その裏側に危険な取引があることを知った吉之助は、ついに武力討幕を決意する……という展開だった。

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