鈴木亮平:西郷どん「演じたものにしか分からない感覚がある」 瑛太との関係「コメントできないほど…」 

「明治維新150周年 西郷どんトークショー」に登場した鈴木亮平さん(右)と黒木華さん (C)NHK
1 / 1
「明治維新150周年 西郷どんトークショー」に登場した鈴木亮平さん(右)と黒木華さん (C)NHK

 俳優の鈴木亮平さんと女優の黒木華さんが23日、鹿児島市民文化ホール(鹿児島市)で行われた「明治維新150周年 西郷どんトークショー」に登場。主人公の西郷隆盛(吉之助)を演じている鈴木さんは「役の時間が膨大で、成長を描けるのが面白い」といい、さらに「演じたものにしか分からない感覚がある」と約2000人の観客たちの前で、ドラマや役への思いを語った。

ウナギノボリ

 撮影では「役と自分が一緒になっていく感覚。新たなシーンの撮影中に過去のシーンがフラッシュバックする」「本だけでは分からなかった西郷のことが腑(ふ)に落ちていく」とも明かす鈴木さん。この日は、サプライズで大久保利通(一蔵)役の瑛太さん、西郷の妹・市来琴役の桜庭ななみさんからのビデオメッセージも披露され、鈴木さんは瑛太さんについて「言葉にならない瞬間を数多くやってきて、コメントできないほど特別」と力を込めた。

 西郷の妻・糸役の黒木さんは、撮影中に「西郷にとっての糸のように、鈴木さんが安心してお芝居ができるように心掛けている」といい、「時代を作る人の妻、そして母、家を守る者としての成長を演じている。皆さんも一緒に西郷どんを支えてほしい」と観客に呼びかけた。

 「西郷どん」は、明治維新から150年となる2018年に放送される57作目の大河ドラマ。薩摩の貧しい下級武士の家に生まれた西郷隆盛(吉之助)の愚直な姿に、カリスマ藩主・島津斉彬が目を留め、西郷は斉彬の密命を担い、江戸へ京都へと奔走。勝海舟、坂本龍馬ら盟友と出会い、革命家へと覚醒し、やがて明治維新を成し遂げていく……という内容。

テレビ 最新記事