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SUITS/スーツ:なぜ月9で米人気ドラマ原作? 制作意図&織田裕二起用の狙いは…

テレビ
織田裕二さんが主演を務めるドラマ「SUITS/スーツ」のワンシーン(C)フジテレビ

 米人気ドラマ「SUITS」を原作にした、フジテレビ系の“月9”ドラマ「SUITS/スーツ」(月曜午後9時)が8日、スタートする。同枠で、米ドラマを原作とした作品が制作されるのは初の試み。原作は、敏腕弁護士のハーヴィー・スペクター(ガブリエル・マクトさん)と、天才青年、マイク・ロス(パトリック・J・アダムスさん)がバディーを組み、さまざまな訴訟に挑む姿を描いている。日本版の後藤博幸プロデューサーに、日本でドラマ化をすることになった経緯や、2008年7月期に放送された「太陽と海の教室」以来、約10年ぶりに同枠の主演を務める俳優の織田裕二さんの起用理由などを聞いた。

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 米ドラマは、11年6月に放送を開始し、シーズン8が放送中。日本版はシーズン1を原作にしている。米版では、ハーヴィーと「アソシエイト(パートナーとして働く若年の弁護士)」となったマイクの出会いから、2人が手ごわいチームとなり活躍する姿を描いており、日本版は、織田さんがハーヴィーをモデルにした甲斐正午、「Hey! Say! JUMP」の中島裕翔さんがマイクをモデルにした鈴木大貴を演じる。

 ドラマ「5→9(5時から9時まで)~私に恋したお坊さん~」「花ざかりの君たちへ ~イケメン♂パラダイス~」などを手掛けた後藤さんは、日本版制作のきっかけについて「6、7年前に(原作の)第1話を見る機会があり『面白い!』って思って見てきました。特に、ハーヴィーとマイクが、偶然、出会うシーンを見たときに“これはいける!”って思いました。この出会いのシーンはとても素晴らしく、『やられた』っていうのが一番大きい」と明かす。そこには「ラブストーリーもですが、どんなドラマであろうと出会いのシーンはとても重要。出会い方には、とてもこだわるものです」と熱く語る。

 日本版を制作するにあたり、「(米版の)プロデューサーから『同じものを作っても意味がありません。ぜひ、ローカライズしてほしい』と言われました。原作をリスペクトした上で、原作とは違ったオリジナリティーを出していきたい」と意気込む。日本版については「テンポの良い会話劇を軸にポップで軽妙、しゃれた感じを出しています」と説明する。

 織田さんと中島さんの起用には「日本でやるときに、コンビのバランスが肝になると思いました。キャラクターの性格、見た目、40歳と30歳、30代後半と20歳といった年齢差など、いろいろなパターンを想定しました。その中で、アメリカの『SUITS』の雰囲気を出すときに、日本版は40代後半と、20代半ばという設定がちょうどいいと思いました。その年齢だとある程度(演じてくれる役者が)絞られてきます。(役者を)いろいろとシミュレーションをしていく中で、(織田さんと中島さんが)ポッと浮かびました」と明かし、「オファーを受けていただけるのか不安でしたが、2人とも快諾してくれ、ベストキャスティングが実現しました」と手応えを語った。

 甲斐が務める「幸村・上杉法律事務所」の所長・幸村チカ役で鈴木保奈美さん、パラリーガル(弁護士事務所のアシスタント)の聖澤(ひじりさわ)真琴役で新木優子さん、甲斐の秘書の玉井伽耶子(かやこ)役で中村アンさん、同事務所の弁護士の蟹江貢(みつぐ)役で小手伸也さん、大貴の悪友の谷元遊星(ゆうせい)役で磯村勇斗さん、日本版オリジナルのキャラクターとなる遊星の妹の谷元砂里(さり)役で今田美桜さんらも出演。後藤さんは「甲斐、大貴を含んだ8人のキャラクターを魅力的に描いていきたい」と力を込めていた。

 後藤さんが「初回は“甲斐と大貴の出会い”と“テンポの良い会話劇”に注目していただきたい」と語る「SUITS/スーツ」は、8日から毎週月曜午後9時放送。初回は30分拡大で放送される。

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