下町ロケット:第1話から「濃すぎる!」の声 安心の“佃品質”に視聴者満足 「日曜が待ちきれない」?

TBS系日曜劇場「下町ロケット」で主演を務める阿部寛さん(中央)
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TBS系日曜劇場「下町ロケット」で主演を務める阿部寛さん(中央)

 俳優の阿部寛さんが主演を務める連続ドラマ「下町ロケット」(TBS系、日曜午後9時)の第1話が14日、25分拡大で放送され、平均視聴率は13.9%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)を記録と好スタートを切った。帝国重工のロケット事業撤退の可能性や農機具メーカーからの取引削減など佃製作所がいきなりピンチに直面し、SNSでは「1話から濃いわあ」「まだ1話なのに濃い! 濃すぎる!」「初回なのに最終回かと思った。濃厚」「池井戸潤ドラマ今回も熱い!」などの反響があった。

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 第1話では、帝国重工の財前(吉川晃司さん)からロケット事業撤退を示唆され、ショックを受ける佃(阿部さん)。追いうちをかけるように、大口取引先の農機具メーカーから小型エンジンの取引削減を告げられ、強い危機感を抱く。性能よりもコスト重視というメーカーの考えに、技術力が売りの佃製作所の存在意義が揺らぎ始める中、佃は経理部長の殿村(立川談春さん)の実家で一台のトラクターと出合い、トランスミッションの開発に希望を見いだす……。

 この日はトランスミッションメーカーのギアゴーストが手掛けるトラクター用トランスミッションの“バルブ”を巡り、佃製作所と大森バルブが直接対決。自慢の「佃品質」により佃製作所が見事に勝利するという展開で、視聴者からは「さすが佃製作所!」「さすが佃品質」「初回からクライマックス」「下町ロケット裏切らん」「鳥肌立ったわ」との声が。

 3年前の前作で、佃製作所が開発に携わった人工心臓弁ガウディにより命を救われた少年たちが元気な姿を見せ、トランスミッションバルブの開発で苦悩する若き技術者の立花洋介(竹内涼真さん)らと涙の再会を果たすシーンには、「1話から泣かせにきてる」「うわ泣けるやん」「3年前思い出して泣いた」「1話から号泣だぜ」と視聴者ももらい泣き。

 また「ギアゴースト」の社長・伊丹大役で尾上菊之助さん、「ギアゴースト」の副社長で“天才エンジニア”と呼ばれていた島津裕役でイモトアヤコさん、佃製作所の孤高のエンジニア・軽部真樹男役で徳重聡さんら新キャストの演技も好評で、「王道だけどやっぱり面白い そして相変わらずキャストの癖がすごい」「いやーー早く次が見たい!!」「また日曜が待ち遠しい~」「日曜が待ちきれない!」と視聴者も満足した様子だった。

 「下町ロケット」は、池井戸潤さんの直木賞受賞作をTBSの人気ドラマ枠「日曜劇場」で映像化し、最終回の平均視聴率は22.3%を記録するなど、大ヒットした同名連ドラの続編。小説シリーズ第3弾「下町ロケット ゴースト」と第4弾「下町ロケット ヤタガラス」を基に、度重なる困難を力を合わせて切り抜けてきた「佃製作所」が、新たな危機に立ち向かうため、“宇宙から大地へ”と大きな転換期を迎える……という内容。

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