俳優の菅田将暉さんが10日、東京都内で行われた映画「生きてるだけで、愛。」(関根光才監督)の公開記念舞台あいさつに、主演の趣里さんらと登場。菅田さんは、初共演した趣里さんについて「(共演が)楽しかったです」と笑顔で語り、「(菅田さん演じる)津奈木(つなき)は寧子(やすこ=趣里さん)が走る姿が美しいと思っているのですが、僕も趣里さんが全身を使って走る姿が美しいと思いました」と振り返った。
舞台あいさつでは、タイトルにちなみ、“愛を感じるもの”を「○だけで、愛。」と書き込む企画も行われ、菅田さんは「焼売(シューマイ)には辛子(からし)だけで、愛。」と回答。「いろいろな食べ方があると思うのですが、僕はこれ」とこだわりを語った。菅田さんにシューマイの食べ方を聞かれた趣里さんは「私は、からしと酢じょうゆ」と答えると、「からしと酢じょうゆ? そんな“ジャンル”があるの知らなかった」と驚いていた。
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この日の舞台あいさつには、仲里依紗さん、西田尚美さん、関根監督も出席した。
映画は、「第154回芥川賞」を受賞した作家の本谷有希子さんの小説が原作。うつが招く過眠症が原因で引きこもり状態の寧子と、出版社でゴシップ記事の執筆に明け暮れながら寧子との同棲(どうせい)を続けている津奈木。そんな中、津奈木の元恋人が現れ、寧子は外の世界と関わらざるを得なくなり、2人の関係に変化が訪れる……というストーリー。
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