わたしの宝物
第6話 生まれ変わったら本当の親子になれるかな・・・
11月21日(木)放送分
女優の有村架純さんが主演を務める連続ドラマ「中学聖日記」(TBS系、火曜午後10時)の第6話が13日、放送される。前話から3年後、有村さん演じる教師・末永聖へ思いを寄せる中学生・黒岩晶(岡田健史さん)が高校生になったところから物語は展開していく。これまで年齢差、教師と教え子という壁をもろともせず聖への真っすぐな思いをぶつけ続けてきた晶に、SNSでは「15歳の暴走すごい」「黒岩君、素直すぎてド直球すぎる」といった声が上がった。高校生編突入を前に晶の恋を振り返る。
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ドラマは、「FEEL YOUNG」(祥伝社)で連載中のかわかみじゅんこさんの同名マンガが原作で、片田舎の中学校を舞台に女性教師とその教え子との“禁断の純愛”を描く。聖の婚約者・川合勝太郎役で町田啓太さん、川合の上司・原口律役で吉田羊さん、晶の母・愛子役で夏川結衣さんが出演している。
第1話では、25歳の聖が大学卒業後に国語の非常勤講師を経て、片田舎の中学校に赴任し、中学3年生の晶の担任となる。晶は、生徒にからかわれながらも教師として奮闘する聖にみるみるうちにひかれていく。ただ、自身の恋心に戸惑う晶は家や学校でイライラ。そのあげく、「いつでも相談して。先生、黒岩君の力になりたいから」「黒岩君って、キレイな顔しているね」と無邪気に話しかけてくる聖にビンタをしてしまう。
第1話ラストでは、聖に「僕、先生のこと、好きになっちゃいました。好きになっちゃいました!」と告白し、「もうどうしていいか全然分かりません……」と素直な気持ちを告げる。しかし、聖には「先生、黒岩君に嫌われていると思っていた。ありがとう」と笑顔で交わされてしまう。
第2話は、聖に告白をスルーされた晶が、全くめげることなくさらに思いを寄せる様子が描かれた。校内で「僕のことも先生に好きになってほしいです」とド直球な思いを告げ、聖にやんわり拒否されるも思いはブレない。さらに体育祭では、自分を避ける聖を体育倉庫に無理やり連れて行き、「子供扱いしないでください。なんで逃げるんですか」と問い詰める。ただ、ここでは「これ以上は迷惑だから、やめて」とはっきり言われてしまい、晶は自分のハチマキを聖の車に結ぶという“アピール”をしつつ姿を消す。
その後、自分を捜しに来てくれた聖に晶は思わずハグし、「先生、僕のこと嫌いにならないでください」と懇願。第1話に続き、「俺、からかって言ったわけじゃなくて、先生が好きです」と再び告白する。また、ケガをした晶の手当てをするため、聖が晶を自宅にあげてしまうという描写もあり、視聴者から「自宅はあかんやろ!!」「教師側にもスキがありすぎ」と“ツッコミ”の声が多く上がった。
第3話では、晶らは勉強合宿に行き、そこで聖と晶の関係をネット掲示版に書き込んでいた犯人が晶のクラスメートだったことが発覚。怒った晶は、犯人のクラスメートを殴り、問題となる。合宿途中で帰ることになった晶を駅まで送った聖は、晶が起こした騒動が自分のためだったことを知り、「ダメだよ、殴るなんて。どんなことがあっても。私のためでも……」と意味深な一言。晶はそんな聖の手を思わずつかみ、電車に乗せてしまう。電車で隣の席に座り、聖の手に触れようとしてもできない晶のもどかしさが描かれた。また、聖は自身の晶への思いに気付き始め、涙する。
第4話では、一気に修羅場展開へと突入。晶は「花火大会の日、会いたいです」というメールを聖に送る。聖と晶、聖の婚約者の勝太郎、その上司の律が同じ会場にいる中、ストーリーは展開し、花火大会の後、聖と晶は砂浜で偶然会ってしまう。晶は「先生は僕のこと、どう思っていますか。ちゃんと先生の口から聞きたくて」と問いかけるも、聖は「私、結婚するから」「彼といると上に上に引っ張られるような気がするの。こんなダメな私じゃなくて……」と晶への思いを振り切るように話す。
そんな聖に晶は「僕はまんまがいいです。今のままの聖ちゃんがいい」「僕は先生に優しくしたい。先生と生徒とか、婚約者がいるとか全部なしにして先生のことが知りたい」とありのままの気持ちを告げる。その後、自分の気持ちに戸惑い、泣き出してしまった聖にキス。続けて「もう一回いいですか」と2回目のキスをして、「誰が何言おうと関係ない。僕、先生が好きです」と、第1話から数えて3回目の告白をする。そして、その後、2人で手をつないで歩いているところで、勝太郎と晶の母・愛子と鉢合わせするという修羅場展開に……。
第5話では、聖と晶の関係が学校でも問題になり、聖が謹慎処分となる。学校に駆けつけた晶は、聖に「もう忘れて。あれは間違いだったの」と言われるも受け入れられずにいると、「あなたが15(歳)だから」と決定的な一言を投げかけられる。その後の晶の行動は“暴走”ともいえる激しさで、学校の教頭に「先生を辞めさせないでください。僕が学校辞めますから」と訴え、感情のままに勝太郎の会社にまで行ってしまう。さらに、母には「何でも言うこと聞くから、先生を辞めさせないで」と土下座で懇願。
そんな必死の晶の行動もむなしく、聖は町を去ることに。自転車で聖を乗せた車を追いかける晶が最後に聖に告げたのは「決めたから進路。そこで大人になるから。だから行かないで……」という言葉だった。聖は以前から晶の進路を心配しており、それに応えるため、また聖と少しでも近付くために、“大人”になろうとした。
次回からは、これでもかというぐらい思いを聖にぶつけ続けてきた晶が18歳の高校生になる。予告編では、小学校の教師となった聖の姿や、高校生となった晶が「末永? 誰だっけ?」と話す場面などが収められいるが、今後、物語はどう展開するのか。晶の恋に注目したい。
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