下町ロケット:規模は東京ドーム1.6個分! 世界最大無人トラクター農耕アート完成

連続ドラマ「下町ロケット」をイメージした世界最大無人トラクター農耕アート (C)TBS
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連続ドラマ「下町ロケット」をイメージした世界最大無人トラクター農耕アート (C)TBS

 俳優の阿部寛さん主演の連続ドラマ「下町ロケット」(TBS系、日曜午後9時)をイメージした“世界最大の無人トラクター農耕アート”が北海道十勝に登場した。第6話(18日放送)からスタートした第2章「ヤタガラス編」の鍵となる無人トラクター2台を使い、十勝にある約2万4000坪(東京ドーム1.6個分)の畑に、佃製作所の作業服を着た主人公・佃航平(阿部さん)と「日曜劇場 下町ロケット」の文字を約12時間かけて描いたといい、この世界初の試みを追ったスペシャルムービーも公式サイトなどで公開されている。

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 池井戸潤さんが原作を執筆した際の取材と本ドラマでの監修を担当している北海道大学農学研究院ビークルロボティクス研究室・野口伸教授が協力。この無人トラクターは現在、GPSとGPS基地局からの補正データを使用して稼動しているが、今後は、今月1日から本格運用がスタートした日本の準天頂衛星システム「みちびき」の測位サービスを使用すると、基地局なしで高精度なアートが制作できるようになるという。

 「下町ロケット」は、池井戸さんの直木賞受賞作をTBSの人気ドラマ枠「日曜劇場」で映像化し、大ヒットした同名連続ドラマ(2015年10月期放送)の続編。小説シリーズ第3弾「下町ロケット ゴースト」と第4弾「下町ロケット ヤタガラス」を基に、度重なる困難を力を合わせて切り抜けてきた佃製作所が、新たな危機に立ち向かうため、宇宙から大地へと大きな転換期を迎える……という内容。

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