篠原涼子:初の主演女優賞受賞に「倒れそうなぐらいびっくり」 夫・市村正親も大喜び

映画「人魚の眠る家」の大ヒット御礼舞台あいさつに登場した篠原涼子さん
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映画「人魚の眠る家」の大ヒット御礼舞台あいさつに登場した篠原涼子さん

 女優の篠原涼子さんが28日、東京都内で行われた公開中の映画「人魚の眠る家」(堤幸彦監督)の大ヒット御礼舞台あいさつに登場。同日発表された「第43回報知映画賞」で主演女優賞を受賞した篠原さんは、人生初の主演女優賞といい、一報を聞いたときは「倒れそうなぐらいびっくりしました」と吐露。篠原さんは「皆さまのおかげだと思います。こんな人間がもらっちゃっていいのかなと恐縮して、申し訳ないというか……」としつつ、「でも心の中ではすごくうれしいです」と笑顔で喜びを語った。

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 篠原さんは、夫で俳優の市村正親さんへの報告は「早めに言っちゃうと、すごくびっくりしてみんなに(受賞したことを)言っちゃいそうな気がするので、ぎりぎりまでためておいた」とおちゃめに笑い、「言ったら、すごく喜んでくれて、『おめでとう!』って。ああいう裏表のない人なので、皆さんがテレビで見てご存じのように、あんなテンションですごく喜んでいました」と明かした。

 共演の西島秀俊さんも「(篠原さんは)段取りのときから号泣して、一日中泣いて帰っていく、というのを毎日やっていたので、(賞を)取らなきゃおかしいだろって思います。毎日、毎日、全力で役に没頭して撮影していたので」と篠原さんの受賞を喜んでいた。

 舞台あいさつには篠原さん、西島さんと、スペシャルゲストとして主題歌を担当した歌手の絢香さんが出席。絢香さんは主題歌の「あいことば」をサプライズで4分以上にわたり熱唱し、会場を沸かせた。

 映画は、東野圭吾さんのベストセラー小説が原作。2人の子を持つ薫子(篠原さん)と会社を経営する夫・和昌(西島さん)は別居状態で、娘の小学校受験が終わったら離婚することになっていた。ある日、娘がプールで溺れて意識不明になり、回復の見込みがないわが子を生かし続けるか、死を受け入れるか、究極の選択を迫られる……という展開。

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