広瀬アリス:初の時代劇挑戦に「本当によく頑張った」

NHKの正月時代劇「家康、江戸を建てる」の記者会見に登場した広瀬アリスさん
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NHKの正月時代劇「家康、江戸を建てる」の記者会見に登場した広瀬アリスさん

 女優の広瀬アリスさんが7日、東京都内で行われたNHKの正月時代劇「家康、江戸を建てる」(前、後編で2夜連続放送)の記者会見に出席した。今作で初めて時代劇に挑戦した広瀬さんは、「初めての時代劇で右も左も分からないままクランクインしました。所作の勉強や舞の練習をたくさん重ねて、本当に本当に自分はよく頑張ったと思います」と笑顔で振り返っていた。

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 所作指導を受けた際、「手を開くと自然と小指だけ離れてしまうんですが、お辞儀する時にくっつけようとしたら手のひらが浮いちゃって、『その汚い手は何』と先生によく注意されました」と話し、「骨格には逆らえないですが、頑張って気合で小指をくっつけてお辞儀をしたり、負けないように頑張ってやっていたら、休憩時間に(先生が)シュークリームをくれ、厳しい指導にも頑張れました」と“あめとムチ”の指導で乗り切れたことを明かした。

 会見には、市村正親さん、佐々木蔵之介さん、生瀬勝久さん、優香さん、千葉雄大さん、柄本佑さん、林遣都さんらも出席。前編の「水を制す」で徳川家康から上水整備を命じられる大久保藤五郎役の佐々木さんは、普請のシーンについて、「CGじゃなくて本当に掘ったという、ものすごいことをやっていた」と明かし、「ドラマでこんなにロケしたのは初めて。あちこち飛び回りました」と撮影を振り返っていた。

 また、家康役の市村さんは、舞台で同役を演じた経験があるといい、「オファーが来たとき、NHKで家康は自分じゃないだろうと思った」と当時の心境を告白。しかし、「原作を読みましたら、非常にドリーマーな家康だった。これは自分しかやる人はいないなって」と笑顔で快諾したことを語った。

 ドラマは、直木賞作家の門井慶喜さんの同名歴史小説が原作。寒村から“大都市・江戸”を計画した徳川家康と、その夢に人生を懸けた男たちの熱いドラマを描く。門井さんの歴史小説がドラマ化されるのは初で、正月時代劇が2夜連続で放送されるのも初めて。NHK総合で2019年1月2日午後9時から前編「水を制す」、同3日午後9時から後編「金貨の町」が放送される。

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