歌舞伎俳優の市川海老蔵さんが4日、東京都内で開かれた「六本木歌舞伎第三弾『羅生門』」の製作発表会見に、同作で歌舞伎に初出演する人気グループ「V6」の三宅健さんと登場。三宅さんの第一印象を聞かれた海老蔵さんは「私も若いころにテレビでV6を見て、一番格好いいと思ったのが三宅さん。もてるんだろうなあ」と答えて、関係者の笑いを誘っていた。
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海老蔵さんは「(三宅さんは)もてるでしょう? ジャニーズだし。(皆さんも)グループがデビューするとき、メンバーで誰が一番もてそうか見ませんか?」と話した。「(三宅さんは)海老蔵さんのタイプ?」と質問されると、海老蔵さんは「どうですかねえ……」と苦笑いしていた。
同作の歌舞伎初心者の見どころを聞かれた海老蔵さんは「三宅さんのファンが初めて歌舞伎を見る……という想定でお答えしますと、三宅健を見ていればいいんじゃないでしょうか」と回答し、関係者を大笑いさせた。三宅さんは「いやいや」と懸命に首を振ったが、海老蔵さんは「そういう中で『歌舞伎はこうやるんだ』と興味を持ってもらえればいいですね」と説明していた。会見には、演出の三池崇史さんも出席した。
「六本木歌舞伎」は、海老蔵さんが歌舞伎文化の継承と新作の創造を狙いに2015年から始まった。第3弾の「羅生門」は、生きるための悪という人間のエゴイズムを描いた芥川龍之介の代表作を基にした。22日~3月24日に東京・EXシアター六本木などで上演する。