高島彩:「アカデミー賞」注目は「女性同士の戦い」 エマ・ストーンVSレイチェル・ワイズに“熱視線”

「生中継!第91回アカデミー賞授賞式」で案内役を務めるフリーアナウンサーの高島彩さん
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「生中継!第91回アカデミー賞授賞式」で案内役を務めるフリーアナウンサーの高島彩さん

 世界最高峰の映画の祭典「第91回アカデミー賞」の授賞式が25日(日本時間)、米ロサンゼルスのドルビー・シアターで開かれる。WOWOWの生中継番組「生中継!第91回アカデミー賞授賞式」の案内役を務めるフリーアナウンサーの高島彩さんは、今年のアカデミー賞授賞式の注目を「助演女優賞でノミネートされたエマ・ストーンさんとレイチェル・ワイズさんの女性同士の戦い」と語る。高島さんに、案内役への意気込みや番組の見どころなどを聞いた。

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 ◇エマ・ストーンVSレイチェル・ワイズの争いに共感も

 助演女優賞にノミネートされたストーンさんとワイズさんは映画「女王陛下のお気に入り」(ヨルゴス・ランティモス監督)での演技を評価された。「バイス」(アダム・マッケイ監督)のエイミー・アダムスさん、「ROMA/ローマ」(アルフォンソ・キュアロン監督)のマリーナ・デ・タビラさん、「ビール・ストリートの恋人たち」(バリー・ジェンキンス監督)のレジーナ・キングさんもノミネートされている。

 「女王陛下のお気に入り」は、イングランドとフランスが戦争中の18世紀初頭が舞台。イングランドを統治するアン女王(オリビア・コールマンさん)を、アン女王の幼なじみのサラ(ワイズさん)が女王を意のままに操っていた。そこへ、サラのいとこだと名乗るアビゲイル(ストーンさん)が現れ、サラとアビゲイルは、アン女王の寵愛(ちょうあい)を奪い合う……という展開。

 サラとアビゲイルの“女性特有の争い”に「共感できる部分がゼロではないんです。(女性特有の怖い一面は自身にも)あります。隠しています(笑い)」と語る高島さん。「劇中で戦ったワイズさんとストーンさんが授賞式の場でも戦うことになる。片方が受賞したときに、もう片方はどんな表情をするのか。そして、どんなスピーチをするのか、楽しみです! もしかしたら、ほかの候補者が選ばれるかもしれないのですが……」と興奮気味に語る。

 ◇2人の子供を母親に預けて作品を勉強

 高島さんは、フリーキャスターのジョン・カビラさんと共に同番組の案内役を務める。同番組の案内役は5年連続となる高島さんは「アカデミー賞のお仕事をさせていただいているので、母に2人の子供たちを預けて、大手を振って映画館に行けるということをありがたく思っています」とにっこり。

 スタジオに、映画を鑑賞した感想をまとめたメモを持参するという高島さんは「俳優さんの存在感や演技、面白いと感じたポイントなど、見終わった直後に湧き上がった熱量をスタジオに持ち込んで、(番組の)スタジオゲストで映画評論家の町山智浩さん、カビラさんと盛り上がりながら、アカデミー賞の素晴らしいところをお伝えできれば」と意気込みを語る。

 「今回は、ノミネート作品の多くが公開されていたり、配信サイトで見ることができます」と説明する高島さん。「映画を見終えた後に友人と感想を言い合うように、授賞式の前にたくさん作品を見ていただいて、私たちと談笑するような気持ちで、番組を楽しんでもらえたら」とアピールしていた。

 WOWOWでは「生中継!第91回アカデミー賞授賞式」と題して、25日午前8時半からWOWOWプライムで生中継する。現地のレッドカーペット・リポーターは、歌手で女優のすみれさんが務める。同日午後9時からWOWOWプライムで字幕版を放送。

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