アメトーーク!
たくろう&エバースM-1決勝4組「立ちトーーク」
1月29日(木)放送分
俳優の東山紀之さんが、松本清張原作でフジテレビの開局60周年スペシャルドラマ「砂の器」に主演し、「Sexy Zone」の中島健人さん、柄本明さんと共演することが24日、明らかになった。東山さんは鋭い観察眼を持つベテラン刑事、中島さんは犯人の天才作曲家役で、互いの心理戦が見どころになる。
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2018年ハロウィーン当日の東京・渋谷で、撲殺死体が発見され、捜査1課の刑事・今西栄太郎(東山さん)が独自捜査に乗り出す。作曲家の和賀英良(中島さん)は、完璧な殺害の後で、協奏曲「宿命」の作曲に没頭していたが、父・本浦千代吉(柄本さん)との秘密を暴かれそうになり……というストーリー。ドラマは3月28日午後7時57分から。
――オファーを受けて率直な感想は?
松本清張先生の作品にはいくつか出させていただいていますが、「砂の器」は名作中の名作ですから、自分もこういう役がめぐってくる年になったのだなと感慨深いです。今回は、現代に置きかえて描くということですが、人間の芯をえぐり出すという清張先生の作品ですので、大変やりがいを感じています。
――今西という刑事役にどう取り組んでいこうと考えていますか?
「(過去映像化された作品では)丹波哲郎さん、渡辺謙さんなど大変な先輩たちが演じてこられた役ですが、今作の今西はちょっとアプローチが違うと思っています。今西と犯人である和賀の育ってきた環境、培ってきたものがなんとなく似ている、同化している………という気がしていて、それを皆さんがどう感じていただけるのか、人生を考えさせられる清張先生ならではの“人間”を表現したいと思っています。
――中島健人さんとは初共演となります。
今の彼にしか出せない輝きや苦悩があると思うので、どう表現するのか僕も楽しみです。歌ったり踊ったりコメディーをやるのとはちょっと違いますから、あぶり出される人間臭さを彼がどう出してくれるのか、期待しています。僕自身もそうですが、彼が俳優として目指すべき道が見えてくる作品になると思います。巡ってくる役で人生が変わる………良い意味で彼にとっての“光”が見えてくると思いますね。
――視聴者にメッセージを。
時代は変われど、人は変われど、その人たちの本質は変わらない。いつの時代も若者は同じ悩みを持ち、年を取るにつれ感じ方は違ってくるのですが、そのときは同じようなことを思っていたりします。多くの人が共感できる作品になること、そして60周年という機会で作るわけですから、ぜひ大作にしたいと思っています。
――オファーを受けて率直な感想は?
感動しました。原作の大ファンだったので、過去に映像化されてきた作品も何度も見てきました。“平成最後の奇跡”だなと。それくらいこの作品を好きだったので、命をかけてこの役を生きようと思っています。歴代、名優の方々、大先輩たちが演じられてきた和賀の役をいただいたのは、奇跡以上の“宿命”かもしれません。
――和賀という役にどう取り組んでいく?
歴代の和賀英良を見てきましたが、時代背景がそれぞれ違います。今作では“平成最後”という舞台で和賀を演じさせていただく上で、現代感を大切にしつつ、今までの作品の素晴らしさを引き継ぎたいです。うまく自分と「砂の器」の歴史を折衷させて、新しい和賀英良を作っていきたいと思っています。
――東山紀之さんとは初共演となります。
東山さんと共演するのも“宿命”だと思っています。僕が一番憧れている……いや崇拝している先輩なので、一緒に一つの作品を作り上げるというのが僕の夢でした。しかも「砂の器」で、というのが信じられなくて。香盤表(スケジュール表)を見ると、東山紀之と書いてある。1枚1枚捨てられないです。東山さんからは「勝負しようぜ」と言われましたので、そこは僕も全力で挑ませていただきたいと思います。現場では東山さんを敵だと思ってしっかり対決するのが大事ですので。
――柄本明さんも初共演となりますね。
多くの作品の中で、柄本さんを見る機会がとても多く、「砂の器」でご一緒させていただけるなんてご縁だと思っています。千代吉という役は心の根底に存在する愛を表現される役で、それが柄本さんという重厚感のある俳優の大先輩であるという……。緊張していますが、頑張りたいと思います。
――ピアノへどんなふうに向き合っていますか。
久しぶりに曲を練習するということになるので、改めてピアノと向き合っていかなければと思いますし、それが和賀英良を作り上げる上で大切な部分になります。1日10分だったピアノの時間を3時間くらいにしたいです。歴代の和賀を演じてきた先輩に負けたくないという気持ちもあるので、自分にしかできない和賀英良は何なのか? ピアノを弾きながら考えていきたいと思います。
――今回のオファーを受けた感想は?
(1974年の)映画では野村芳太郎さんが監督で、橋本忍さんと山田洋次さんが脚本の大名作でしたね。千代吉は加藤嘉さんがやっていらした役ですね、映画を見たときに感動したのを覚えています。その役をいただいたことに非常にうれしく感じております。
――千代吉という役にどう取り組んでいきますか?
今回は現代という時代に置き換えていますから、さまざまな動機も変わっているので、自分なりに感じ取ってやれればいいのではないかな、と思っています。話の骨子はそれほど変えなくても、現代に置き換えている部分で、制作側にはご苦労もあったかと思いますが演じるこちらも頑張ってやりたいと思っています。
――楽しみなシーンは?
それぞれのシーンは大変だと思いますが、特にお遍路のところはいろいろな土地を行くのでどういうふうになるのだろう、と楽しみですね。
――視聴者にメッセージをお願いします。
「砂の器」は、若いときに映画館で見ております。大名作です。今回は現代に置き換えたテレビ版としてどのような作品に仕上がるのか、楽しみに見ていただければ幸いでございます。どうぞよろしくお願いいたします。
原作「砂の器」には、人々の関心が政治から経済へ大きくシフトする1960年という時代のさまざまな位相が詰め込まれていました。それから半世紀以上がたち、人の価値観も変化し続け、今、平成から新しい時代へ変わろうとしています。このまさに時代の転換期だからこそ、人の心をわしづかみにする原作の普遍的要素は生かした上で、今この瞬間の社会的背景を踏まえた舞台設定に改変し、2019年のリアルをぎっしりと詰め込むことで、“宿命”をテーマにした新しい「砂の器」を作ってみたいと思いました。
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