柄本明:いつまで芝居を続ける? 「自分が面白いと思えば続けたくなるのでは」 笹野高史、佐藤B作の”70代トリオ”が「徹子の部屋」出演

10月3日放送の「徹子の部屋」に出演した(左から)佐藤B作さん、柄本明さん、笹野高史さん=テレビ朝日提供
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10月3日放送の「徹子の部屋」に出演した(左から)佐藤B作さん、柄本明さん、笹野高史さん=テレビ朝日提供

 俳優の柄本明さんと笹野高史さん、佐藤B作さんが、10月3日放送の黒柳徹子さんの長寿トーク番組「徹子の部屋」(テレビ朝日系)に出演。70代の3人がそれぞれの病気体験や、芝居をいつまで続けるかなどについて語った。

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 佐藤さんは「よく転ぶんですよ、酔うと最近。何の段差もないところでドーンと転ぶんです。2針縫いました。血だらけになって」と明かす。

 笹野さんは7月に熱中症になった。昼の舞台が終わり、具合が悪くなり、医者に行ったところ、「熱中症ですね」と言われて点滴を受けたという「何日か、ちょっと具合が悪かった。熱中症、気をつけた方がいい」「水を飲んでいるのに(熱中症になってしまった)」と語る。

 柄本さんは前立腺肥大症のほか、50代の時に脊柱管狭窄症の手術を受けた。痛くて、体を曲げて舞台で演じた時、「えもっちゃん、すごい役作りだ」と褒められた。「役作りじゃないんだよ」と照れ笑いする。

 3人の今後の話になり、佐藤さんは他の2人に「いつまで芝居を続けるのか」と尋ねた。柄本さんは「体さえ動けば。お仕事が来れば。うちの下にけいこ場、アトリエがありまして、そこで毎朝朗読会をやっている」という。朝9時から30分間、無料でやっている朗読会には近所の人が毎朝やって来るとか。「続けられるところまで続ける」と語った。

 笹野さんは「せりふを覚えられなくなったら辞め時かなと何となく思っています」「覚えられなくなったら、『柄本さん、そこ(朗読会)で読ませて』と行くかもしれません」と話す。佐藤さんが「元気なうちはやりたいなと思います。他の芝居を見て面白いと思う感性があるかというのも心配です」と言うと、柄本さんは「自分が面白いと思えば何か続けたくなるんじゃないか」とつけ加えた。

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