男性10人組ユニット「BOYS AND MEN」(ボイメン)の小林豊さんが、人気マンガ「ミナミの帝王」の主人公・萬田銀次郎の生い立ちを描く連続ドラマ「ミナミの帝王ZERO」(関西テレビ)で主演を務めることが5日、明らかになった。小林さんは、若き日の大阪ミナミの金貸し、銀次郎を演じる。
ウナギノボリ
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「ミナミの帝王」は、マンガ誌「週刊漫画ゴラク」(日本文芸社)で連載中の天王寺大さん作、郷力也さん画の人気マンガ。ドラマでは、主人公の銀次郎がどのような生い立ちで、なぜ「ミナミの鬼」とまで呼ばれるほどの金貸しになったのかが明かされるという。銀次郎の人格形成に多大な影響を与えた両親や初恋の女性、銀次郎を金融スペシャリストに育て上げた人物などが登場し、幼少期の事件なども描かれる。銀次郎を教育するスペシャリスト集団「チーム銀次郎」のメンバーをボイメンの本田剛文さん、辻本達規さん、吉原雅斗さん、水野勝さん、田村侑久さん、勇翔さんが演じる。
銀次郎を演じるにあたって、原作を読み込んだという小林さんは「作品のイメージを崩したくないなと思ったので、マンガのシーンを大事にして演じています。たとえば眼鏡をとる仕草とか、しゃべっているときの手の動きなど、原作のファンの方にも、『あのシーンだ』と喜んでもらえるように演じました。いつか成長したらあの萬田銀次郎になるだろうな、と想像してもらえるよう意識して演じています」と語っている。
続けて、「萬田銀次郎は強い人間というイメージがあると思いますが、このドラマでは金貸しになる前の道のりを描いているので、弱い部分も見せています。親を愛しているからこその復讐(ふくしゅう)心や、恋愛の苦しみといったラブストーリーの要素もあります。強い部分だけじゃなく、銀次郎のさまざまな感情や表情を見ていただきたい」とアピールしている。
ドラマは、4月25日から毎週木曜深夜0時25~55分に関西ローカルで放送。
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