女優の杉咲花さんがこのほど、主演ドラマ「ハケン占い師アタル」（テレビ朝日系、木曜午後9時）のクランクアップを迎えた。この日は、共演の小澤征悦さん、志田未来さん、間宮祥太朗さん、志尊淳さん、野波麻帆さん、板谷由夏さん、及川光博さんら、4カ月間を共に過ごしてきたDチームのメンバーが集結。「オールアップです！」というスタッフの声に、それぞれ達成感に満ちた表情を浮かべていた。

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　撮影を終えた杉咲さんは「『この現場に終わりは来るのか？』と思ったこともあったし、セリフもいっぱいあったし、『キッツいな…』と思うこともいっぱいありました」と涙ながらに告白。「大変なタイミングは人それぞれにあったと思うんですけど、いつも変わらず『おはよう。今日もよろしくお願いします。頑張ろうね』と言って過ごせる毎日がすごく幸せだったし、皆さんの姿を見て『私も頑張ろう！』と思っていました」と共演者に感謝を述べた。

　さらに「うれしいことも、楽しいことも、悔しいことも、キツいこともあったけど、そのすべてが自分の人生において“豊かな時間”になったと思っています。この時間を皆さんと一緒に乗り越えられたことを、誇りに思います」と胸を張った。

　「ハケン占い師アタル」は、「家政婦のミタ」（日本テレビ系）などで知られる遊川和彦さんが脚本を担当。イベント会社「シンシアイベンツ」が舞台で、杉咲さん演じる派遣社員のアタルが、他人の悩みや原風景などを見る特殊能力を駆使して、正社員の悩みを根本から解決していく。「平成最後の新働き方改革」を描くコメディー作品。最終回は、14日に15分拡大スペシャルで放送される。