人気マンガ「シティーハンター」「キャッツ・アイ」などで知られるマンガ家の北条司さんが、実写映画「エンジェルサイン」で総監督を務めることが20日、分かった。北条さんが実写映画の総監督を務めるのは、今回が初めて。同作では、マンガオーディション「サイレントマンガオーディション」に寄せられたストーリー数編に、北条さんが手がけたオリジナルストーリーを加えた「愛のものがたり」が描かれる。
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「サイレントマンガオーディション」は、マンガ誌「週刊少年ジャンプ」(集英社)の5代目編集長を務め、北条さんと「キャッツ・アイ」「シティーハンター」を作り上げた堀江信彦さんが設立したノース・スターズ・ピクチャーズが主催するマンガオーディション。マンガの「演出力」を審査する賞として、セリフを使わない短編「サイレントマンガ」を募集し、これまでに14回開催されている。北条さんは第1回から審査員を務めてきた。
ノース・スターズ・ピクチャーズには、北条さんや、「北斗の拳」の原哲夫さん、「よろしくメカドック」の次原隆二さんといったマンガ家が参画。今回の映画では、堀江さんの思いに共感した北条さんが総監督を務めることになったという。
北条さんは、「マンガを描くのとは違い、映画製作はとても新鮮です。気を引き締め、粛々と臨んでいきたいと思っています」とコメントを寄せている。
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