いだてん:第12回視聴率9.3%とやや回復 記録的な暑さで異変 四三、ゴールはかなわず…

2019年のNHKの大河ドラマ「いだてん~東京オリムピック噺(ばなし)~」で主演を務める中村勘九郎さん(左)と阿部サダヲさん
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2019年のNHKの大河ドラマ「いだてん~東京オリムピック噺(ばなし)~」で主演を務める中村勘九郎さん(左)と阿部サダヲさん

 宮藤官九郎さんが脚本を手がける2019年のNHKの大河ドラマいだてん~東京オリムピック噺(ばなし)~」の第12回「太陽がいっぱい」が24日に放送され、平均視聴率は9.3%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)と、前週の8.7%(同)からやや回復した。

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 「いだてん」は、日本人が初めて五輪に出場した明治の終わりから、東京に五輪がやってきた1964年まで、およそ半世紀を描くオリジナルストーリー。テーマは「“東京”と“オリンピック”」で、大河ドラマで近現代史を取り上げるのは、86年の「いのち」以来33年ぶり。中村勘九郎さんが日本で初めて五輪に参加したマラソン選手の金栗四三(かなくり・しそう)、阿部サダヲさんが「東京オリンピック」実現に執念を燃やす政治記者の田畑政治(たばた・まさじ)を演じ、“リレー”形式で主演のバトンをつなぐ。

 第12回「太陽がいっぱい」は、“夢の大舞台”ストックホルムオリンピックのマラソンレースがついにスタート。序盤は順調に順位を上げていく四三(勘九郎さん)だったが、記録的な暑さと石畳の道の影響で体に異変が起こり、幼い頃の自分の幻影を見る。ゴールで待つ治五郎(役所広司さん)や弥彦(生田斗真さん)は戻らない四三を必死に捜すが……という展開だった。

 大河ドラマ「いだてん~東京オリムピック噺~」は全47回。NHK総合で毎週日曜午後8時ほかで放送。

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