なつぞら:NACS音尾琢真が登場 「こう見えて18歳」に視聴者混乱? 実は28歳設定も…

NHK連続テレビ小説「なつぞら」第2回に登場した戸村菊介役の音尾琢真さん(右) (C)NHK
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NHK連続テレビ小説「なつぞら」第2回に登場した戸村菊介役の音尾琢真さん(右) (C)NHK

 女優の広瀬すずさんが主演を務めるNHKの連続テレビ小説(朝ドラ)「なつぞら」の第2回が2日に放送され、北海道発の演劇ユニット「TEAM NACS(チーム・ナックス)」の音尾琢真さんが登場した。ヒロインのなつ(広瀬さん、子役は粟野咲莉ちゃん)が引き取られる北海道の柴田牧場で働く戸村菊介を演じる音尾さんは、劇中で「こう見えて18歳」と紹介されるシーンがあり、SNSでは「え? 音尾さん18歳設定?」「音尾くん、まさかの18歳……!!」「音尾さんが、18歳ですって!」といった驚きの反応が次々と上がった。

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 すぐに「10歳サバ読むな」というせりふと共に実際は「28歳設定」であることが明かされたが、「音尾さんは18歳なの? 28歳なの?」と混乱する視聴者も。さらに「18歳設定には無理があるが28歳でも……」「28歳設定でも辛すぎませんか(笑)」「音尾さんが28歳設定笑った」「今日のハイライトは音尾琢真18歳(10歳のサバ)」とファンを喜ばせていた。

 今回音尾さん演じる菊介は、柴田牧場の従業員・悠吉(小林隆さん)の息子。なつたちにとって、何でも気さくに話せる楽しい親戚のおじさんのような人。ユーモアある物言いで、柴田家のみんなをいつも和ませる。のちに照男の後見役となり、柴田牧場の発展に貢献する……という役どころだ。

 「なつぞら」は節目となる100作目の朝ドラで、脚本家の大森寿美男さんのオリジナル作。広瀬さん演じるヒロインの奥原なつは1937年、東京生まれの設定。大空襲を生き延びるものの、両親を戦争で失う。兄・咲太郎(さいたろう)、妹・千遥(ちはる)と別れ、父の戦友だった柴田剛男に一人引き取られ、北海道の十勝地方に移り住む。柴田家の家業である酪農を手伝う中、持ち前の明るさを取り戻し、北海道移民1世である剛男の義父・泰樹から、開拓者精神とともに人生で大切なことを学んでいく。

 高校卒業後は上京して、当時、「漫画映画」と呼ばれ、草創期を迎えていたアニメ業界に飛び込む。画家志望の友人・山田天陽(てんよう)から、手ほどきを受けたデッサンの腕前を生かし、自然の中での生活で磨かれたみずみずしい感性を発揮していく……というストーリーが展開する。全156回を予定。

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