なつぞら:話題の子役・粟野咲莉“退場”惜しむ声続々 「小なつロス」も

NHK連続テレビ小説「なつぞら」でヒロイン・なつの少女時代を演じた粟野咲莉ちゃん
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NHK連続テレビ小説「なつぞら」でヒロイン・なつの少女時代を演じた粟野咲莉ちゃん

 女優の広瀬すずさんが主演を務める100作目のNHK連続テレビ小説(朝ドラ)「なつぞら」の第12回が13日に放送され、終盤に物語は9年の月日を一気に進み、ヒロインのなつが子役の粟野咲莉ちゃんから広瀬さんへと“成長”。視聴者からは今後の展開への期待と共に、咲莉ちゃんの“退場”を惜しむ声が続々と上がっている。

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 4日放送の第4回のアイスクリームのシーンや、10日放送の第9回の河原でのシーンなど、主に柴田泰樹役で出演している草刈正雄さんとのコンビで、多くの視聴者の涙を誘ってきた咲莉ちゃん。この日も「おじいちゃん、大好き」と草刈さんに抱きつく場面が話題に。

 SNSでは「子役パートも今週で終わり……。寂しいなー」「小なつが見納めみたいで寂しい」「もう幼少期編終わるみたいで膝から崩れ落ちてる」のほか、「泰樹おんじと小なつをずっと見ていたい」「もう少し小さいなっちゃんたちを見たかった。子役ロスになりそう」「小なつロスです…」「子役週ついに終わってしまったよ。粟野咲莉ちゃんロス」といった投稿も数多く見られた。

 「なつぞら」は節目となる100作目の朝ドラで、脚本家の大森寿美男さんのオリジナル作。広瀬さん演じるヒロインの奥原なつは1937年、東京生まれの設定。大空襲を生き延びるものの、両親を戦争で失う。兄・咲太郎(さいたろう)、妹・千遥(ちはる)と別れ、父の戦友だった柴田剛男に一人で引き取られ、北海道の十勝地方に移り住む。柴田家の家業である酪農を手伝う中、持ち前の明るさを取り戻し、北海道移民1世である剛男の義父・泰樹から、開拓者精神と共に人生で大切なことを学んでいく。

 高校卒業後は上京して、当時、「漫画映画」と呼ばれ、草創期を迎えていたアニメ業界に飛び込む。画家志望の友人・山田天陽(てんよう)から、手ほどきを受けたデッサンの腕前を生かし、自然の中での生活で磨かれたみずみずしい感性を発揮していく……というストーリーが展開する。全156回を予定。

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