モンキー・パンチさん死去:「先生に救われていました」 “ルパン”栗田貫一が追悼と感謝の言葉

栗田貫一さん
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栗田貫一さん

 11日、肺炎のため死去した「ルパン三世」の生みの親でマンガ家のモンキー・パンチ(本名・加藤一彦)さん(享年81)に対し、アニメでルパン役を務めている栗田貫一さんが「終わりのない不安とプレッシャーの日々の中、笑顔で接してくださる先生に救われていました。『何も心配するな』……と、守られていた気持ちでした」と追悼と感謝のコメントを寄せた。

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 栗田さんは、1995年、劇場版アニメ「ルパン三世 くたばれ!ノストラダムス」の製作中に故・山田康雄さんが倒れ、ルパン役を引き継いだ。その後約25年にわたってルパン役を務めている。

 ◇栗田貫一さんのコメント

 声優経験のない自分が、先生から大切な「ルパン三世」をまかせていただき二十数年。

 初めてお会いした時からずっと変わらず、いつも笑顔で、優しく、穏やかで、温かく。

 終わりのない不安とプレッシャーの日々の中、笑顔で接してくださる先生に救われていました。

 「何も心配するな」……と、守られていた気持ちでした。

 先生の故郷・浜中町に何度もご一緒させていただき、いろいろなお話をうかがったのは自分だけの宝物にさせていただきます。

 本当にありがとうございました。ご冥福をお祈り申し上げます。

 栗田貫一

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