知英:WOWOWドラマ「そして、生きる」に出演 韓国人役に「運命だと実感」

今夏WOWOWで放送される「連続ドラマW そして、生きる」に出演する知英さん=WOWOW提供
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今夏WOWOWで放送される「連続ドラマW そして、生きる」に出演する知英さん=WOWOW提供

 女優の有村架純さんと俳優の坂口健太郎さんが出演し、今夏WOWOWで放送される「連続ドラマW そして、生きる」に、韓国の女性アイドルグループ「KARA」の元メンバーで、女優で歌手の知英さんが出演することが17日、明らかになった。知英さんは、有村さん演じる生田瞳子と同じカフェで働く韓国人のハン・ユリを演じる。

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 ハンは、さまざまな国を転々とし、働きながら文化を感じ吸収していくという自由な人生を生きる女性。盛岡を訪れた際に瞳子と出会い、しばらく暮らすことに。そこで人生で初めての地震を経験し、共に宮城県気仙沼市のボランティア活動に参加するという役どころ。

 知英さんは「今回このような素晴らしい作品に出演できることとなり、最初は私でいいのかな?と思いましたがこれはもう運命だと実感しました。韓国人役として演じることに深い意味も感じていますが、初めて言葉の壁を気にせずに演じられる役でもあるので思い切り役に挑んでいます」とコメントしている。

 同作は、有村さん主演で2017年に放送されたNHK連続テレビ小説「ひよっこ」の脚本を手がけた岡田惠和さんのオリジナルヒューマンラブストーリー。映画「君の膵臓(すいぞう)をたべたい」などの月川翔監督がメガホンをとる。

 3歳の時に交通事故で両親を亡くし、岩手・盛岡で暮らす伯父に引き取られた生田瞳子(有村さん)は、天真らんまんに育ち、地元のアイドルとして活動するなど女優を志していた。19歳になった瞳子は東京で開催されるオーディションに挑もうとするが、本番前日の2011年3月11日、東日本大震災が起きる。半年後、瞳子は宮城・気仙沼でのボランティア活動に参加。そこで、学生ボランティア団体の運営メンバーである東京の大学生・清水清隆(坂口さん)と出会う。瞳子は穏やかで整然と現場を仕切る清隆の笑顔に違和感を覚える。清隆は過酷な運命を背負っており……というストーリー。

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