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注目映画紹介:「愛がなんだ」岸井ゆきのが成田凌にいちずな思いを貫こうとする恋愛映画

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映画「愛がなんだ」の場面写真 (C)2019映画「愛がなんだ」製作委員会

 女優の岸井ゆきのさん主演の映画「愛がなんだ」(今泉力哉監督)が、19日からテアトル新宿(東京都新宿区)ほかで公開される。一人の男性をいちずに思うあまり暴走していくヒロインの“痛い”日常を描く。前のNHK連続テレビ小説「まんぷく」でヒロイン・立花福子のめいのタカを演じていた岸井さん。全く異なる役を演じている岸井さんに注目だ。

 原作は角田光代さんの同名恋愛小説。会社員の山田テルコ(岸井さん)は、友人の結婚式の二次会で田中マモル(成田凌さん)と出会い恋に落ちる。しかし、マモルを好き過ぎるテルコを、やがてマモルは重荷と感じ、距離を置き始める。連絡が途絶えて3カ月。マモルから連絡が入る。待ち合わせ場所にいそいそと出掛けて行ったテルコだったが、マモルは年上の女性すみれ(江口のりこさん)を連れていた……というストーリー。深川麻衣さん、若葉竜也さんらも出演。

 テルコは、会社の電話はとらないのにマモルからの着信には即反応する。マモルに誘われれば、すぐに会社をさぼる……どれもマモルが好き過ぎるが故。当然、同僚からは白い目で見られている。そんなテルコも、岸井さんが演じることで、「しょうがないなあ」と同情を寄せたくなる。ドライでがさつなすみれとのライバルであり、同志でもあるという微妙な関係も面白い。

 テルコを翻弄し、すみれには翻弄される、いい加減な性格のマモルも、本来ならただのダメ男で終わるが、成田さんが演じることで、放っておけない男になっている。とどのつまり、ここに出てくる男女は皆どうしようもなく不器用で、完璧とはほど遠い人間。だからこそ親近感が湧く。それにしても、マモルに執着するあまりテルコが最後に吐いたせりふは強烈だった。(りんたいこ/フリーライター)

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