トータス松本:「いだてん」で伝説の五輪実況再現 「求められているのは“ガッツだぜ的”なもの」

NHKの大河ドラマ「いだてん~東京オリムピック噺~」に出演が決まったトータス松本さん
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NHKの大河ドラマ「いだてん~東京オリムピック噺~」に出演が決まったトータス松本さん

 宮藤官九郎さんが脚本を手がけるNHKの大河ドラマいだてん~東京オリムピック噺(ばなし)~」の新たなキャストが24日、東京・渋谷のNHKで発表され、人気ロックバンド「ウルフルズ」のトータス松本さんの出演が明らかになった。

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 1936年のベルリン大会の伝説の実況「前畑、頑張れ!」で知られるNHKスポーツアナウンサーの河西三省(かさい・さんせい)を演じる松本さん。同日に行われた会見で、「まさかの標準語アナウンサー役です。とにかく有名な人で、あの声を僕がやるのかって、最初は『えーっ!?』て感じでしたけど。求められているのは“ガッツだぜ的”なもの。自分なりの河西三省をやって、盛り上げられたらな」と語ると、「(32年の)ロサンゼルス(大会)のときは実況放送ができなくて、『実感放送』(疑似的な実況)というのを実際にしたりとか、それをデフォルメして再現しています」とアピールした。

 「いだてん」は、日本人が初めて五輪に出場した明治の終わりから、東京に五輪がやってきた1964年まで、およそ半世紀を描くオリジナルストーリー。テーマは「“東京”と“オリンピック”」で、大河ドラマで近現代史を取り上げるのは、86年の「いのち」以来33年ぶり。中村勘九郎さんが日本で初めて五輪に参加したマラソン選手の金栗四三(かなくり・しそう)、阿部サダヲさんが「東京オリンピック」実現に執念を燃やす政治記者の田畑政治(たばた・まさじ)を演じ、“リレー”形式で主演のバトンをつなぐ。

 大河ドラマ「いだてん~東京オリムピック噺~」は全47回。NHK総合で毎週日曜午後8時ほかで放送。

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