なつぞら:“番長”門倉、緊張でせりふ飛ぶも「FFJ」トレンド入り

NHKの連続テレビ小説「なつぞら」で板橋駿谷さん演じる“番長”こと門倉
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NHKの連続テレビ小説「なつぞら」で板橋駿谷さん演じる“番長”こと門倉

 女優の広瀬すずさんが主演を務めるNHK連続テレビ小説(朝ドラ)「なつぞら」の第24回が27日に放送され、舞台上でせりふが飛んだ“番長”こと門倉(板橋駿谷さん)が、突然「FFJの歌」を歌い出し、なつ(広瀬さん)らと何とかその場を乗り切るシーンが登場。22日放送の第19回に続いて、Yahoo!のリアルタイム検索では「FFJ」がトレンド入りを果たした。

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 「FFJの歌」は、1948年に農業高校生の自主的・自発的な組織として日本全国に誕生した「学校農業クラブ」の全国組織として50年に結成された「日本学校農業クラブ連盟(Future Farmers of Japan)」の公式ソング。

 現役、OB・OG問わず、日本中の農業高校に携わる人たちの心に残っている青春の歌で、この日もSNSでは「FFJの歌懐かしすぎwww」「FFJの歌懐かしい!」「FFJの歌、再び(笑い)」「農業高校をアッピール!!」といった声が上がるなど、“関係者”を喜ばせていた。

 また、“番長”に対しても「番長、意外にもあがり症だったんだw」「つーか番長、可愛すぎる」「頭真っ白になっちゃった番長とてもキュートだった」「番長、あなた面白すぎです」「門倉番長好きすぎて……」と好意見が多く見られた。

 「なつぞら」は節目となる100作目の朝ドラで、脚本家の大森寿美男さんのオリジナル作。広瀬さん演じるヒロインの奥原なつは1937年、東京生まれの設定。大空襲を生き延びるものの、両親を戦争で失う。兄・咲太郎(さいたろう)、妹・千遥(ちはる)と別れ、父の戦友だった柴田剛男に一人で引き取られ、北海道の十勝地方に移り住む。柴田家の家業である酪農を手伝う中、持ち前の明るさを取り戻し、北海道移民1世である剛男の義父・泰樹から、開拓者精神と共に人生で大切なことを学んでいく。

 高校卒業後は上京して、当時、「漫画映画」と呼ばれ、草創期を迎えていたアニメ業界に飛び込む。画家志望の友人・山田天陽(てんよう)から、手ほどきを受けたデッサンの腕前を生かし、自然の中での生活で磨かれたみずみずしい感性を発揮していく……というストーリー。全156回を予定。

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