女優の長澤まさみさんが8日、東京都内で行われた主演を務める映画「コンフィデンスマンJP」(田中亮監督、17日公開)ワールドプレミアの上映後舞台あいさつに共演の東出昌大さん、小日向文世さん、小手伸也さん、織田梨沙さんとともにサプライズで登場した。観客がどよめく中、長澤さんは「ネタバレすると楽しみが半減しちゃう物語なので、ネタバレがないようにうま~く広めて。『コンフィデンスマン』の世界がいつまでも続くように応援していただけたら」と作品への愛をあふれさせた。
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上映前には、キャストや主題歌を書き下ろした4人組ロックバンド「Official髭男dism」らが登場した舞台あいさつが行われた。上映が終了して会場が明るくなると、「サプライズで帰ってまいりました」と小手さんが登場。「いたのか!」「五十嵐!」のコールアンドレスポンスで盛り上げつつ、「『いつまで一人でしゃべっているんだよ』とお思いでしょう。大丈夫です! 来てますから!」と主要キャストを呼び込み、上映後の熱気冷めやらぬ会場から「キャー!」と歓声が上がった。
興奮状態となった会場に姿を見せた長澤さんが「『いたのか、五十嵐』があんなに広まっているなんて」と話すと、小手さんは「浸透してますね!」と満面の笑み。熱弁のあまりツバを飛ばした小手さんに、長澤さんが「すんごいツバ飛んだ!」と突っ込むなど、息の合ったやり取りに会場も大爆笑だった。
上映後とあって、ネタバレ解禁のトークが展開したが、長澤さんは「やっと『コンフィデンスマン』を楽しんでくださっていた方々に(映画が)わたっていくんだなと感じている。うれしい気持ちでいっぱい」と感無量の様子。「この作品が愛されているんだと感じられる日になった。まだまだ『コンフィデンスマン』の世界は続いていくんじゃないかと思っています。映画公開の次の日にはスペシャルドラマもあるので、『コンフィデンスマン』の世界をこれからもどんどん広めていってほしい」とさらなる発展を望んでいた。
「コンフィデンスマンJP」は、2018年4月期にフジテレビ系“月9”枠で放送された連続ドラマの映画版。信用詐欺師(=コンフィデンスマン)のダー子(長澤さん)とボクちゃん(東出さん)、リチャード(小日向さん)が、さまざまな業界を舞台に、壮大かつ奇想天外な計画で、欲望にまみれた人間たちから大金をだまし取る……という“痛快エンターテインメントコメディー”。映画版は香港を舞台にし、脚本は、ドラマ版に続いて古沢良太さんが担当している。
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