蒼井優:家族とハグは「当たり前」 竹内結子らが“家族のルール”明かす

映画「長いお別れ」のキャスト舞台あいさつ付きプレミア試写会に登場した蒼井優さん
1 / 13
映画「長いお別れ」のキャスト舞台あいさつ付きプレミア試写会に登場した蒼井優さん

 女優の蒼井優さんが15日、東京都内で開催された、映画「長いお別れ」(中野量太監督、31日公開)のプレミア試写会に登場。映画の内容にちなみ、“家族のルール”について聞かれた蒼井さんは「うちの家族はやたらハグをするんです。当たり前になっていて、久しぶりに会うとハグになりますね。ついこの間も、父親と会ったらハグして、ハグをして別れました」と明かしていた。

ウナギノボリ

 舞台あいさつには竹内結子さん、松原智恵子さん、北村有起哉さん、中野監督も登場。同じ質問に竹内さんは、「どんな食事でも、みそ汁がついていました。カレーの日でも、シチューの日でも、みそ汁。どうやらそういうお宅は少ないらしくて、竹内家のルールでした。パンの日にもみそ汁」と明かし、「食堂でカレーを頼む時、無意識にみそ汁に手を伸ばしているとき、やっぱりスピリッツが残っているんだなと思いました」と話し、周囲を笑わせていた。

 また今作で、竹内さん演じる今村麻里の妹・東芙美を演じた蒼井さんは、「私は男兄弟しかいないので、お姉ちゃんと自分という感覚がなくて、『竹内結子さんと姉妹? 想像がつかないけど、(絶対に)大丈夫』と思っていました。竹内さんが姉妹感を自然と作ってくださって、ありがとうございました」と感謝していた。

 映画は、直木賞作家の中島京子さんの小説が原作。父、昇平(山崎努さん)の70歳の誕生日会。久しぶりに集まった娘たちに告げられたのは、厳格な父が認知症になったという事実だった。日に日に記憶を失っていく昇平の様子に戸惑いながらも向き合うことで、自分自身を見つめ直していく家族たち。そしてある日、家族の誰もが忘れかけていた“いとしい思い出”が昇平の中に今も息づいていることを知る……という展開。

 この日のイベントに登場予定だった山崎さんは、体調不良のため欠席した。

写真を見る全 13 枚

映画 最新記事