溝端淳平:30歳目前で「虚無感に襲われる」 8年ぶり民放連ドラ主演

6月にスタートする主演連続ドラマ「仮面同窓会」の会見に登場した溝端淳平さん
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6月にスタートする主演連続ドラマ「仮面同窓会」の会見に登場した溝端淳平さん

 俳優の溝端淳平さんが22日、東京都内で行われた6月スタートの主演連続ドラマ「仮面同窓会」(東海テレビ・フジテレビ系)の会見に登場した。同作は溝端さんにとって約8年ぶりの民放連ドラ主演作となる。6月14日に30歳の誕生日を迎える溝端さんは「実感が湧かないですね。もっと30(歳)って遠いものだったし、もっと自分もしっかりしていると想像していたんですが……。20歳を過ぎてからの10年間もあっという間でした」と現在の心境を明かし、「まだ30(歳)でこういうことを言うのもあれですけど、虚無感に襲われる時がある」と語った。

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 溝端さんは虚無感に襲われる理由について「香川照之さんが、具志堅用高さんの試合を39年前に見ていて、それが鮮烈な記憶で昨日のことのように覚えていると(言っていた)。そして『あれから39年前もたっている。39年が一瞬だった。次の39年後は僕は生きてないかも』とおっしゃるのを聞き、毎日大切に生きないと、知らず知らずに時って過ぎていくんだなって思う時がある」としみじみ。「こんなことを言うつもりで来たわけじゃないんです。今のは忘れてください」と苦笑いを浮かべていた。会見には、女優の瀧本美織さんも出席した。

 「仮面同窓会」は、木村拓哉さん主演で映画化された「検察側の罪人」などで知られる小説家・雫井脩介さんの同名小説が原作。高校時代の仲間と再会した主人公が、ひょんなことから当時、体罰をしていた教師に仲間たちと仕返しするが、なぜか翌日、教師の遺体が発見されたことで巻き起こる事態を描く。6月1日から、毎週土曜午後11時40分に東海テレビ・フジテレビ系全国ネット「オトナの土ドラ」枠で放送。

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