広瀬すずさん主演のNHK連続テレビ小説(朝ドラ)「なつぞら」(NHK総合月~土曜午前8時ほか)は、第9週「なつよ、夢をあきらめるな」を放送。6月1日の第54回では、なつ(広瀬さん)の就職先が決まり、新たな生活への一歩を踏み出す。
ウナギノボリ
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「なつぞら」は、100作目の朝ドラで、脚本家の大森寿美男さんのオリジナル作。広瀬さん演じるヒロインの奥原なつは1937年、東京生まれの設定。大空襲を生き延びるものの、両親を戦争で失う。兄・咲太郎、妹・千遥(ちはる)と別れ、父の戦友だった柴田剛男に一人引き取られ、北海道の十勝地方に移り住む。柴田家の家業である酪農を手伝う中、持ち前の明るさを取り戻し、北海道移民1世である剛男の義父・泰樹から、開拓者精神と共に人生で大切なことを学んでいく。
第8週「なつよ、東京には気をつけろ」は、昭和31(1956)年春、アニメーターになる夢をかなえるため、なつは上京を果たす。雪次郎(山田裕貴さん)が菓子修業をする新宿・川村屋を訪ね、エキゾチックな雰囲気を身にまとうマダム・光子(比嘉愛未さん)と再会。なつは光子の厚意で、川村屋に住み込みで働くことになる。新生活を始めたなつは、兄・咲太郎(岡田将生さん)をよく知るクラブ歌手・カスミ(戸田恵子さん)に誘われ、近所のおでん屋・風車を訪ねる。なつが女将の亜矢美(山口智子さん)に兄への思いを話すと、なぜか亜矢美は動揺し……という展開だった。
6月1日の第54回で、東洋動画の試験に合格したなつ(広瀬さん)は、兄・咲太郎(岡田さん)と亜矢美(山口さん)に「一緒に暮らしたい」と告げる。川村屋のアパートを出て、亜矢美の家で咲太郎と共に暮らすことになったなつは、引越しの日、本当の家族との暮らしが始まることに、不思議な感覚を覚える。その晩、咲太郎は風車の厨房に立ち、料理人だった父の得意料理をなつにふるまい始め……というストーリーが展開する。
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