矢本悠馬:ドラマ「べしゃり暮らし」で子安蒼太に 「僕の完成度が一番」

原作マンガ「べしゃり暮らし」の子安蒼太(左)とドラマで子安蒼太を演じる矢本悠馬さん=テレビ朝日提供
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原作マンガ「べしゃり暮らし」の子安蒼太(左)とドラマで子安蒼太を演じる矢本悠馬さん=テレビ朝日提供

 俳優の矢本悠馬さんが、7月から放送される俳優の間宮祥太朗さん主演の連続ドラマ「べしゃり暮らし」(テレビ朝日系、土曜午後11時15分)に出演することが6月1日、明らかになった。矢本さんは、間宮さんが演じる主人公・上妻圭右(あがつま・けいすけ)の親友で、笑いを極めようと奮闘する圭右を支えながら応援する子安蒼太(こやす・そうた)を演じる。矢本さんと間宮さんは2014年に放送されたドラマで共演したことをきっかけに意気投合し、プライベートでも親交があるという。

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 ドラマは、人気マンガ「ろくでなしBLUES」などで知られる森田まさのりさんの漫才マンガ「べしゃり暮らし」を実写化。「べしゃり暮らし」は、2005年にマンガ誌「週刊少年ジャンプ」(集英社)で連載がスタートし、07年に「週刊ヤングジャンプ」(同)に移籍。15年まで連載された。

 お笑いに青春のすべてを懸ける高校生・上妻圭右がクラスメートの辻本潤とコンビを組み、お笑い芸人を目指して奮闘する姿を描いている。辻本はロックバンド「黒猫チェルシー」の渡辺大知さんが演じる。演出は、お笑い芸人の劇団ひとりさんが担当する。

 ◇矢本悠馬さんのコメント

 ――オファーを受けたときのお気持ちを教えてください。

 コメディーではない高校生を演じるのは久しぶりです! 年を重ねて、結婚して子供ができた今、青春を描く高校生ができるかな?と、最初は不安に思いました。でも、「べしゃり暮らし」の撮影が始まってからは、若さを取り戻しているように感じています!

 ――間宮さんとは親交が深いそうですが、プライベート同様“親友”役で共演する感想は?

 現場に面倒くさいのがいるなと思いました(笑い)。カメラが回っていないときに仲のいい人がいると、普段の現場と違うので照れくさいです。仕事場に邪念が入っている(笑い)。それでも、学生のころから好きなマンガ「べしゃり暮らし」を、仲のいい人と演じられるのは、何か運命的なものを感じて、感慨深いです。

 ――今回、初めて共演する渡辺さんの第一印象は?

 大知くんの音楽を聴いていたので、純粋にどんな人だろうとか、渡辺大知をひもときたいとか、会う前から興味ありありでした。実際に会ってみたら、めちゃくちゃピュアな人でしたね。俺がしょうもない冗談とかを言っても、真に受けちゃうこともあって……。それくらい可愛い人です!

 ――矢本さんから見て、間宮さんと渡辺さんのコンビは、いかがですか。

 原作からそのまま出て来たようで、本当にはまり役だと思います。もちろん、僕の完成度が一番ですけど(笑い)。それに劣らず、カメラが回っていなくても2人が話しているだけで、圭右と辻本に見えます。本物の圭右と辻本が目の前にいるような自然さで、僕も子安を演じられてます。2人はとても最高のコンビだと思います!

 ――本作への意気込みをお願いします。

 実は昔、将来の夢がマンガ家でした。もちろん森田先生の作品は全部読んでいるほど大好きです。好きな先生の好きな作品、「べしゃり暮らし」と聞いて、すごく気合が入りました。でも、人気のマンガなのでプレッシャーも感じますが、今はあえて何も考えずに子安を演じようと思います。みんなで令和元年の歴史に残るドラマにしたいと励んでいます!

 ◇間宮祥太朗さんのコメント

 「べしゃり暮らし」が実写化されるとしたら、子安役は悠馬だろうなと、ずっと思っていました! 原作のマンガを読んでいたときから、すでに悠馬を思い浮かべていました。本当にベストキャスティングだと思います!

 ◇渡辺大知さんのコメント

 矢本くんとは、今回が初めての共演ですが、現場が楽しくなるような空気を作ってくれるムードメーカーだと感じています。矢本くんが中心になって話の輪ができることがよくあります。作品のために動いてくれているのが、頼もしく、心強いですし、一緒にいてとても楽しいです! 自分もその輪に加えてもらっているのがうれしいなあ、とつくづく思いながら、共演させていただいています。

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