渡部篤郎:深田恭子と初の親子役 小沢真珠、栗原類らと“泥棒一家”に

7月スタートの連続ドラマ「ルパンの娘」の出演者たち(C)フジテレビ
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7月スタートの連続ドラマ「ルパンの娘」の出演者たち(C)フジテレビ

 俳優の渡部篤郎さんが、女優の深田恭子さん主演で7月から放送される連続ドラマ「ルパンの娘」(フジテレビ系、木曜午後10時)に出演することが6月1日、分かった。渡部さんは、深田さん扮(ふん)する主人公・三雲華の父で泥棒の尊(たける)を演じる。渡部さんと深田さんの共演は、2010年1月期に放送された連続ドラマ「まっすぐな男」(カンテレ・フジテレビ系)以来、約9年ぶりで、親子を演じるのは初めて。泥棒役にも初挑戦する。

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 ドラマは、横関大さんの小説(講談社)が原作で、泥棒を家業としている「Lの一族」(Lは大泥棒ルパンの頭文字)の娘と代々警察一家の息子との決して許されない恋愛を描くラブコメディー。警察一家の息子で華と真剣交際をしている警察官の桜庭和馬は瀬戸康史さんが演じる。「デート~恋とはどんなものかしら~」「のだめカンタービレ」「電車男」などの武内英樹監督が手がける。

 渡部さんのほか、小沢真珠さん、栗原類さん、どんぐりさん、麿赤兒(まろ・あかじ)さんも出演。小沢さんは華の母の悦子、栗原さんは華の兄の渉、どんぐりさんは華の祖母のマツ、麿さんは華の祖父の巌(いわお)を演じる。

 ◇渡部篤郎さんのコメント

 ――原作、脚本を読まれた印象は?

 原作も脚本も読みましてイメージはつかんでいますが、武内(英樹)監督の手にかかると、その雰囲気もガラッと変わるのかなとも思っています。武内監督はヒット作をたくさん作っていらっしゃるので、乗ってみようと。あらがっても仕方ないですしね(笑い)。

 ――今回、ご自身初の泥棒役に挑戦することになりますが?

 泥棒がメインになるようなドラマもなかなかないので、とてもいい試みだなと思います。「ルパンの娘」というタイトルもとてもステキですね。僕ら世代は、“ルパン”という響きだけでワクワクしますので、今から楽しみです。

 ――深田恭子さんとは9年ぶりの共演となりますが?

 お互いが、今でもしっかり仕事を続けられているのはいいことだと思いますし、すごくうれしいです。17年前の「First Love」(TBS系/02年4月クール)という作品では僕が主演で彼女がヒロインだったのですが、今回、恋人役から親子役に関係性が変わったのは、お互いに頑張ってキャリアを積んできて、いい意味で年を重ねたからかもしれません。今回は彼女が主演という立ち位置なので、少しでもサポートできればうれしいです。

 ――ドラマを楽しみにしているファンの皆さんへのメッセージを。

 年齢を重ねるごとに見てくださるお客様に楽しんでいただけるエンターテインメント作品をお届けしたいという気持ちが強くなっているので、今回のような作品に出会えて本当にうれしいです。ラブコメディーなので、きっと深田さんや瀬戸君が頑張ってくれると思います。もちろん、僕もちゃんとやります(笑い)。

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