ドロンズ石本:「なつぞら」で朝ドラ出演 仕上課長・山根役で来週から登場

NHK連続テレビ小説「なつぞら」に仕上課長・山根役で出演するドロンズ石本さん (C)NHK
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NHK連続テレビ小説「なつぞら」に仕上課長・山根役で出演するドロンズ石本さん (C)NHK

 お笑いタレントのドロンズ石本さんが、女優の広瀬すずさんが主演を務めるNHKの連続テレビ小説(朝ドラ)「なつぞら」に出演することが分かった。ヒロインのなつ(広瀬さん)が入社した東洋動画・仕上課の山根課長を演じ、次週第10週「なつよ、絵に命を与えよ」(6月3~8日)から登場する。

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 第10週「なつよ、絵に命を与えよ」は、なつは、念願の東洋動画に入社し、仕上課でセル画に色を塗る仕事が与えられる。先輩の桃代(伊原六花さん)から手ほどきを受け作業を覚えていくが、緊張のあまり手が震えてしまう。ある日、なつは仲(井浦新さん)から誘われ、憧れの作画課の部屋を訪れると、そこには後輩を厳しく指導する女性アニメーターの姿があり……という展開。予告編には、石本さん演じる山根も登場した。

 「なつぞら」は節目となる100作目の朝ドラで、脚本家の大森寿美男さんのオリジナル作。広瀬さん演じるヒロインの奥原なつは1937年、東京生まれの設定。大空襲を生き延びるものの、両親を戦争で失う。兄・咲太郎(さいたろう)、妹・千遥(ちはる)と別れ、父の戦友だった柴田剛男に一人で引き取られ、北海道の十勝地方に移り住む。柴田家の家業である酪農を手伝う中、持ち前の明るさを取り戻し、北海道移民1世である剛男の義父・泰樹から、開拓者精神と共に人生で大切なことを学んでいく。

 高校卒業後は上京して、当時、「漫画映画」と呼ばれ、草創期を迎えていたアニメ業界に飛び込む。画家志望の友人・山田天陽(てんよう)から、手ほどきを受けたデッサンの腕前を生かし、自然の中での生活で磨かれたみずみずしい感性を発揮していく。

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