広瀬すずさん主演のNHK連続テレビ小説(朝ドラ)「なつぞら」(NHK総合月~土曜午前8時ほか)は、第10週「なつよ、絵に命を与えよ」を放送。6月8日の第60回では、なつ(広瀬さん)は、アニメーターになるための試験を受ける。試験の夜、仲(井浦新さん)や井戸原(小手伸也さん)、露木(木下ほうかさん)らが集まり、受験した5人の描いた絵を採点するが、なかなか決めきれない。日が変わり、ようやく決断した仲と井戸原はなつを呼び出し、結果を伝える。そのころ、十勝では、天陽(吉沢亮さん)が、森の奥深くの小屋へと向かっていた。それは、弥一郎(中原丈雄さん)の娘・砂良(北乃きいさん)の元で……。
ウナギノボリ
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「なつぞら」は、100作目の朝ドラで、脚本家の大森寿美男さんのオリジナル作。広瀬さん演じるヒロインの奥原なつは1937年、東京生まれの設定。大空襲を生き延びるものの、両親を戦争で失う。兄・咲太郎(さいたろう)、妹・千遥(ちはる)と別れ、父の戦友だった柴田剛男に一人引き取られ、北海道の十勝地方に移り住む。柴田家の家業である酪農を手伝う中、持ち前の明るさを取り戻し、北海道移民1世である剛男の義父・泰樹から、開拓者精神と共に人生で大切なことを学んでいく。
第9週「なつよ、夢をあきらめるな」は、アニメーターを目指して東京にやって来たなつ。憧れの東洋動画の入社試験を受けるが、不合格となり、行く先を見失ってしまう。雪次郎(山田裕貴さん)から、なつの様子を知らされた兄・咲太郎(岡田将生さん)は役者仲間のつてを頼り、東洋動画のアニメーター・仲に直接、不合格の理由を聞きに行く。すると仲は、試験に落ちたのは咲太郎のせいだと語る。数日がたち、なつが亜矢美(山口智子さん)の店「風車」にいると、咲太郎が警察に捕まったと信哉(工藤阿須加さん)が知らせにやって来て……という展開だった。
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