山寺宏一:“声優”役で「なつぞら」出演 「半分、青い。」に続く朝ドラ

NHK連続テレビ小説「なつぞら」で活動弁士の豊富遊声を演じる山寺宏一さん (C)NHK
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NHK連続テレビ小説「なつぞら」で活動弁士の豊富遊声を演じる山寺宏一さん (C)NHK

 声優の山寺宏一さんが、女優の広瀬すずさん主演のNHK連続テレビ小説(朝ドラ)「なつぞら」に出演することが6月8日、明らかになった。山寺さんにとって、医師役で1回のみの登場となった「半分、青い。」(2018年度前期)に続く、1年ぶり2度目の朝ドラ出演となる。

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 「なつぞら」で山寺さんは、東洋動画が製作する漫画映画「白蛇姫」の声を、亀山蘭子(鈴木杏樹さん)と共に担当する活動弁士の豊富遊声を演じ、次週第11週「なつよ、アニメーターは君だ」から登場する。

 「なつぞら」は節目となる100作目の朝ドラで、脚本家の大森寿美男さんのオリジナル作。広瀬さん演じるヒロインの奥原なつは1937年、東京生まれの設定。大空襲を生き延びたものの、両親を戦争で失う。兄・咲太郎(さいたろう)、妹・千遥(ちはる)と別れ、父の戦友だった柴田剛男に引き取られ、北海道の十勝地方に移り住む。柴田家の家業である酪農を手伝う中、持ち前の明るさを取り戻し、北海道移民1世である剛男の義父・泰樹から、開拓者精神とともに人生で大切なことを学んでいく。

 高校卒業後は上京して、当時、「漫画映画」と呼ばれ、草創期を迎えていたアニメ業界に飛び込む。画家志望の友人、山田天陽から、手ほどきを受けたデッサンの腕前を生かし、自然の中での生活で磨かれたみずみずしい感性を発揮していく……というストーリー。

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