M-1グランプリ 2025
決勝戦 FIRST ROUND 前半戦 1~5組目
12月21日(日)放送分
俳優の窪田正孝さんと元宝塚歌劇団星組トップスターの柚希礼音さんがダブル主演し、2月に東京・渋谷のBunkamura シアターコクーンで上演された舞台「唐版 風の又三郎」が、WOWOWで6月29日に放送される。2013年「唐版 滝の白糸」以来、6年ぶりの舞台となった窪田さんと柚木さんがインタビューに応じた。
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舞台は、窪田さん、柚木さんのほか、北村有起哉さん、丸山智己さん、江口のりこさん、風間杜夫さんら豪華キャストが集結。演出は、蜷川幸雄さんや唐十郎さんに師事した金守珍さんが務め、注目を集めた。
番組は、6月29日午後4時からWOWOWライブで放送。2人のインタビューでは、演じた役柄や、稽古(けいこ)場での裏話などを語っていて、舞台本編と共に放送される。 ◇窪田さん、柚希さんのインタビューは以下の通り。
――互いの印象について。
窪田さん:すごく頼れる方でした。舞台の上で貫録があって、すごく安心感があって、相乗効果が生まれる感じでした。僕は、毎回1つとして同じ公演はないと思っていて。ちょっと変えてやってみたいなというところも、お芝居の中でできていく、というのが毎回すごく楽しみでした。
柚希さん:とても可愛いなと思います。そして、本当にお芝居が上手だなぁ、と。毎回の公演で、少しずつ変える時は、窪田君が先に変えてきてくれました。稽古場の最初の頃は、それを感じることができないくらいに必死だったけど、とにかく(窪田さん演じる)織部だけに集中してやろうと思いだしたら、毎日がすごく楽しかったですね。
――窪田さんは、「唐版 滝の白糸」以来、6年ぶりの舞台ですが、オファーがあった時の心境や舞台に戻ってきて何か思うことは?
窪田さん:ドラマや映画を中心にやらせていただいていましたが、30歳になって新しいことに挑戦したいなと思っていて。その時にこのお話をいただいたので、ぜひやらせていただきたいです、と二つ返事で受けさせていただきました。
今回、自分の感覚が変わったからなのか、すんなりと入ってくる感じがあって。6年前は正直、舞台がちょっと嫌になったりもしたのですが、今回は本当に舞台をすごく好きになりましたね。それが本当に自分の中で一番大きな変化でした。
――柚希さん、今回の稽古の中で助けになった言葉、共演者は?
柚希さん:私はアングラのお芝居をするのが初めてなので、演出の金(守珍)さんへも“教えてください”という状態からスタートしました。金さんは、ダメなところはいろいろ教えてくださりつつも、私のこの骨格・肉体がまずアングラ向きなんだ、とか、宝塚で学んできたことはこの作品のためだったと思う、とかおっしゃってくださいました。
金さんの演出が本当に素晴らしく、ありがたく過ごしていました。風間杜夫さんや六平直政さんからもいろいろと教わり、芸歴20周年の時期に教えてくださる方々に出会えて、ありがたいなと思いました。
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2025年12月22日 22:00時点
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