新田真剣佑&北村匠海:W主演映画「サヨナラまでの30分」製作 2人が入れ替わる青春ラブストーリー

映画「サヨナラまでの30分」でダブル主演する新田真剣佑さん(左)と北村匠海さん (C)2020『サヨナラまでの30分』製作委員会
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映画「サヨナラまでの30分」でダブル主演する新田真剣佑さん(左)と北村匠海さん (C)2020『サヨナラまでの30分』製作委員会

 俳優の新田真剣佑さんと北村匠海さんがダブル主演する映画「サヨナラまでの30分」が製作され、2020年の正月第2弾映画として公開されることが7月2日、明らかになった。

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 新田さんが1年前に死んだバンドミュージシャンのアキ、北村さんがアキとは正反対の性格で人と関わることが苦手な大学生・颯太をそれぞれ演じる。ある日、颯太はアキがのこしたカセットテープを拾う。そのカセットテープが再生される30分間だけ、アキは颯太の体を借りることができ、恋人やバンド仲間に会いに行く……という展開の青春ラブストーリー。映画で新田さんは歌唱とギター演奏、北村さんは歌唱とピアノ演奏を披露する。

 映画「東京喰種 トーキョーグール」の萩原健太郎さんが監督を務め、映画「君と100回目の恋」、ドラマ「忘却のサチコ」などの大島里美さんが脚本を担当する。

 新田さん、北村さん、萩原監督、井手陽子プロデューサーのコメントは以下の通り。

 ◇新田真剣佑さんのコメント

 僕が演じるアキは、自分のバンドが大好きでいつまでもみんなと音楽をやっていたかった真っすぐな男の子です。アキは突然いなくなってしまうのですが、そのアキの思いを引き継いでくれるのが、北村匠海君が演じる颯太です。アキと颯太というキャラクターは僕たちのプライベートの性格とよく似ていて、アキは新田真剣佑、颯太は北村匠海君そのままだと思います。そんな北村君という役者と、また新しく違う役で絡めることが一番うれしいです。今回はアキという役を北村君も演じるという不思議な設定なので、彼がどうやってアキを演じるのか今からとても楽しみです。

 ◇北村匠海さんのコメント

 「サヨナラまでの30分」は、青春を少し過ぎた20代前半の男女が、あることをきっかけに再び青春を取り戻していくというストーリーです。歌の力にもすごくエネルギーがこもっているので、見ていてパワーをもらえる映画になるのではないかと思います。僕が演じる颯太はすごく冷めていて、自分に自信のない日々を過ごしている人間ですが、新田さん演じるアキと出会うことによってどんどん変わっていくキャラクターです。お互いにないものを持っているアキと颯太2人の関係性が、プライベートで新田さんと過ごしている空気感とすごく近いので、本読みの段階でも演技というよりも、ずっと彼と会話しているような気持ちでした。今から撮影が楽しみです。

 ◇萩原健太郎監督のコメント

 この映画はおかしくも切ない青春映画であり、“存在”の話でもあります。人はいつしか必ず死を迎えるけれど、過ぎてゆく時間の中でその“存在”はこの世界に残り続けることができるのか? それとも誰かに“上書き”されて消えてしまうのか? 死からよみがえったアキと、他者との関わりを絶って生きて来た颯太は、音楽という表現を通して自らの“存在”を人々の心に響かせようとします。才能あふれるアーティストの皆さんが提供してくれたカッコよすぎる楽曲の数々を、新田真剣佑、北村匠海をはじめとする才能あふれる若い俳優たちが全身全霊で奏でる。そんな彼らの姿を通して、この映画が1人でも多くの人とつながれるよう、スタッフキャスト一丸となって撮影に臨みます。公開を楽しみにしていてください。

 ◇井手陽子プロデューサーのコメント

 どんな役柄でも圧倒的な存在感を放ち、目が離せなくなる新田真剣佑さん。役柄に応じた繊細な表情が、いつも見る者の心を掴(つか)む北村匠海さん。同世代で活躍する、全く異なる魅力を持つ二人にこそ、対照的なキャラクターであるアキと颯太を演じてもらいたいと思いました。これまでにも共演経験があるからこそ、二人を真正面からぶつけたとき、一体どんな化学反応が生まれるのか? 気心の知れた仲にしか作れない空気感をとことん突き詰めたとき、今まで見たことのない共鳴が起きるのでは?と、今からワクワクが止まりません。間違いなく、新しい時代を背負っていく若手俳優二人の、今この瞬間にしか見ることができない輝きが、演技や歌、演奏でも見られることを楽しみにしています。

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