なつぞら:“千遥”清原果耶の演技に引き込まれる視聴者続出! ストイックで徹底した役作りが結実

NHK連続テレビ小説「なつぞら」でなつの妹・千遥を演じる清原果耶さん (C)NHK
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NHK連続テレビ小説「なつぞら」でなつの妹・千遥を演じる清原果耶さん (C)NHK

 女優の広瀬すずさんが主演を務めるNHKの連続テレビ小説(朝ドラ)「なつぞら」の第80回が7月2日に放送され、広瀬さん扮(ふん)するヒロイン・なつの妹・千遥(ちはる)を演じる清原果耶さんの演技に引き込まれる視聴者が続出した。

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 この日は、なつ(広瀬さん)や兄の咲太郎(岡田将生さん)と千遥が、ついに電話で会話を交わすシーンが登場。約15年ぶりの“電話越しの再会”が描かれたが、なつや咲太郎と暮らしていた頃の記憶が断片的でありながら、2人の声を聞いたことで、なつと咲太郎が自分の「姉」「兄」であることが分かったという、千遥の驚きや戸惑い、うれしさといった心の揺れを、清原さんはこぼれ落ちる涙と共に見事に表現。

 清原さんは千遥の心情と同化するため、同回の撮影まで広瀬さんや岡田さんの姿や声を、目にしたり耳にしたりすることを避けてきたというが、そのストイックさ、徹底した役作りが結実したシーンになった。

 SNSでも「それにしても千遥ちゃん(中の人)の演技力」「清原果耶ちゃんのお芝居が素晴らしいです」「清原果耶ちゃんの涙すごい」「感情を必死に抑えて、絞り出すようにつむぐ言葉がグッとくる」「表情の芝居、特に視線の芝居がいい」といった声が上がるなど、清原さんの演技に引き込まれる視聴者が続出。「果耶ちゃん……恐ろしい子」「清原果耶ちゃんのヒロインみ、すごい」「清原果耶については世代ナンバーワンだと思ってる」といった意見も見られた。

 「なつぞら」は、100作目の朝ドラで、脚本家の大森寿美男さんのオリジナル作。戦後、北海道・十勝地方に移り住み、移民1世の柴田泰樹から開拓者精神を学んだなつは、高校卒業後に上京。当時「漫画映画」と呼ばれ、草創期を迎えていたアニメ業界に飛び込む。画家志望の友人・山田天陽から手ほどきを受けたデッサンの腕前を生かし、自然の中での生活で磨かれたみずみずしい感性を発揮していく……というストーリーが展開する。

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