おむすび:結の“出産シーンなし”演出が話題に 視聴者「今見せるべきシーンを優先する作劇が推せる」

連続テレビ小説「おむすび」第72回の一場面(C)NHK
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連続テレビ小説「おむすび」第72回の一場面(C)NHK

 橋本環奈さんが主演するNHK連続テレビ小説(朝ドラ)「おむすび」(総合、月~土曜午前8時ほか)の第72回が1月14日に放送され、出産シーンを描かない演出が、視聴者の間で話題になった。

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 第72回では、妊娠初期に体調を崩して入院した結(橋本さん)は、管理栄養士の西条(藤原紀香さん)のサポートを受け、次第に体調が回復。結は、患者に優しく寄り添い、いつも明るい西条の人柄や仕事ぶりに感心する。

 結は見舞いに来た翔也(佐野勇斗さん)に、おなかの子のエコー写真を見せる。結が「全然実感湧かんよね」と言うと、翔也も「自分が父親になるなんて思えねえ」と同調。結は「けど、赤ちゃんの心臓がちゃんと動いとるのが分かるんよ。ここに命が宿っとう」とおなかに手を添えた。

 翔也は結の手に自分の手を重ね、「俺、頑張っから。何があっても、結も子供も守っから」と告げた。結は「違うやん。二人で一緒に守るんやろ?」と問いかけ、二人はほほ笑み合った。

 そして場面は、2011(平成23年)3月へと移り、生まれたばかりの娘・花を抱える結の姿が。結のおなかが大きくなった描写や、出産シーンなどは描かれなかった。

 SNSでは、「ヒロインの出産シーンを無理に入れないの良いね」「悪阻(つわり)に重点を置いて出産シーンはなしにしているのがすごくいい」「おむすびが伝えたいことを伝えるために出産のシーンは必要なかったもん」「ヒロインの出産より、今見せるべきシーンを優先する作劇が推せる」といった声が上がっていた。

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