市川右近:市川右團次の息子がドラマ初挑戦 日曜劇場で大泉洋の長男役

連続ドラマ「ノーサイド・ゲーム」に出演する市川右近君(左) (C)TBS
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連続ドラマ「ノーサイド・ゲーム」に出演する市川右近君(左) (C)TBS

 歌舞伎俳優の市川右團次さんの息子の市川右近君が、TBS系「日曜劇場」枠で7月7日にスタートする大泉洋さん主演の連続ドラマ「ノーサイド・ゲーム」(日曜午後9時)に出演することが7月3日、明らかになった。右近君はテレビドラマ初挑戦で、大泉さん扮(ふん)する主人公・君嶋隼人の長男・博人を演じる。

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 右近君は2010年4月18日生まれ。6歳で歌舞伎の初舞台を踏んだ。今回オーディションを勝ち抜き博人役を射止め、感情をあらわにするシーンの撮影では、涙を流す一幕もあったという。「歌舞伎とドラマでは作り方が違います。お客さんもいませんし、順番に撮影していくわけではないので、順序を組み立てるのが難しいです。大泉洋さんのお父さんは真剣なときもあったけど面白かったです。歌舞伎じゃない自分を見てほしいです」とコメントしている。

 また、右近君の父・右團次さんは、「こういうお芝居をさせていただくのは初めての経験ですが、感情を作ることからスタートするという意味では歌舞伎もドラマも芯は同じです。『気持ちを作って演じる』ということを積み重ねられることは歌舞伎にも必ず役立ちます。今回は非常に貴重な体験をさせていただいております。感情の作り方、心の作り方、いろいろな方向に気持ちを持っていくことを勉強して頑張ってくれると思います」と期待していた。

 「ノーサイド・ゲーム」は、「半沢直樹シリーズ」「陸王」「下町ロケット」などで知られる人気作家・池井戸潤さんの新作同名小説(ダイヤモンド社)が原作。大手自動車メーカーのトキワ自動車で働き、本社から府中工場に飛ばされた君嶋(大泉さん)が、古豪のラグビーチームのゼネラルマネジャーを兼務することになり、チーム再建に奮闘する姿を描く。初回は25分拡大版で放送。

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