注目ドラマ紹介:「ノーサイド・ゲーム」大泉洋×池井戸潤が初タッグ 古豪ラグビーチーム再建に奮闘

連続ドラマ「ノーサイド・ゲーム」第1話のワンシーン(C)TBS
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連続ドラマ「ノーサイド・ゲーム」第1話のワンシーン(C)TBS

 俳優の大泉洋さんがTBS系のドラマ枠「日曜劇場」(日曜午後9時)で初主演する連続ドラマ「ノーサイド・ゲーム」が7月7日スタートする。「半沢直樹シリーズ」「下町ロケット」などで知られる人気作家・池井戸潤さんの新作同名小説(ダイヤモンド社)が原作。大泉さんは池井戸さん原作ドラマへの出演も初めて。大手自動車メーカー「トキワ自動車」で働いていたが工場に左遷され、古豪ながら低迷中のラグビーチーム「アストロズ」のゼネラルマネジャーを兼務することになった君嶋隼人(大泉さん)が自身とチームの再起に挑む姿を描く。

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 第1話は85分のスペシャル版。トキワ自動車・経営戦略室次長で出世頭と目されている君嶋は、企業買収を推し進めようとする滝川桂一郎常務(上川隆也さん)に反対意見を述べ、買収を見送らせる。それと同時に、君嶋は本社から府中工場の総務部長に左遷させられる。会社のラグビーチーム「アストロズ」のゼネラルマネージャーを兼務することになっていて、君嶋は異動初日に総務部員の佐倉多英(笹本玲奈さん)からキャプテンの岸和田徹(高橋光臣さん)ら選手を紹介される。

 アストロズは、島本博社長の肝煎りで創設され、かつては強豪だったが今は成績が低迷。それどころか14億の巨額赤字を抱え、会社のお荷物といわれていた。ラグビーについて知識、経験がない君嶋には気が進まないことばかりだった。しかし、後がない君嶋は、自らの再起を考えて……というストーリー。

 大泉さんが所属する演劇ユニット 「TEAM NACS」の中で、大泉さんだけ池井戸ドラマに出演をしていなかった。今回のドラマは、伊與田英徳さんがプロデューサー、福澤克雄さんが演出を務め、過去に池井戸作品を映像化したスタッフが集結して制作する。

 君嶋の妻・真希は松たか子さん、君嶋が工場に左遷されるきっかけとなったカザマ商事の3代目社長・風間有也は中村芝翫(しかん)さん、君嶋と共に「アストロズ」の再建を目指す最強のパートナー・柴門琢磨は大谷亮平さん、トキワ自動車の島本博社長は西郷輝彦さん、物語の鍵を握る七尾圭太は眞栄田郷敦(まえだ・ごうどん)さんが演じる。松尾諭さん、佐伯大地さん、阿部純子さん、市川右近さん、川田裕美さん、渡辺裕之さんらも出演する。

 「アストロズ」のメンバーは、お笑いコンビ「ブリリアン」のコージさん、お笑いタレントの笠原ゴーフォワードさんのほか、ラグビー元日本代表の天野義久さん、廣瀬俊朗さん、齊藤祐也さん、田沼広之さん、鶴ケ崎好昭さん、北川勇次さん、仲村慎祐さん、阿久根潤さんらが演じる。

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