いだてん:第26回「明日なき暴走」視聴率7.9% 人見絹枝が決意の激走!

NHKの大河ドラマ「いだてん~東京オリムピック噺(ばなし)~」で主演を務める中村勘九郎さん(左)と阿部サダヲさん
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NHKの大河ドラマ「いだてん~東京オリムピック噺(ばなし)~」で主演を務める中村勘九郎さん(左)と阿部サダヲさん

 宮藤官九郎さんが脚本を手がけるNHKの大河ドラマいだてん~東京オリムピック噺(ばなし)~」の第26回「明日なき暴走」が7月7日に放送され、平均視聴率は7.9%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)だった。

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 「いだてん」は、日本人が初めて五輪に出場した明治の終わりから、東京に五輪がやってきた1964年まで、およそ半世紀を描くオリジナルストーリー。テーマは「“東京”と“オリンピック”」で、大河ドラマで近現代史を取り上げるのは、1986年の「いのち」以来33年ぶり。中村勘九郎さんが日本で初めて五輪に参加したマラソン選手の金栗四三、阿部サダヲさんが「東京オリンピック」実現に執念を燃やす政治記者の田畑政治を演じ、“リレー”形式で主演のバトンをつなぐ。

 第26回は、アムステルダム五輪が迫り、体協が相変わらず資金難に苦しむ中、田畑政治(阿部さん)は記者人脈を生かし、政界の大物、大蔵大臣の高橋是清(萩原健一さん)に選手派遣のための資金援助を直談判する。アムステルダム大会では女子陸上が正式種目に。国内予選を席巻した人見絹枝(菅原小春さん)だが、プレッシャーに押しつぶされ、期待された100メートルで惨敗してしまう。日本の女子スポーツの未来が閉ざされようとしている今、絹枝は未経験の800メートルへの挑戦を決意する……という展開だった。

 NHK総合で毎週日曜午後8時ほかで放送。

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