生田斗真:4年ぶり連ドラ主演&日テレドラマ初主演 「俺の話は長い」で31歳無職の“ヘリクツダメ男”に

10月期の連続ドラマ「俺の話は長い」で主演を務める生田斗真さん =日本テレビ提供
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10月期の連続ドラマ「俺の話は長い」で主演を務める生田斗真さん =日本テレビ提供

 俳優の生田斗真さんが、10月期の連続ドラマ「俺の話は長い」(日本テレビ系、土曜午後10時放送)で主演を務めることが7月24日、分かった。生田さんが連ドラで主演を務めるのは、2015年放送の「ウロボロス~この愛こそ、正義。」(TBS系)以来、約4年ぶりで、日本テレビのドラマで主演を務めるのは初めて。7年前から無職の31歳の“ヘリクツダメ男”の岸辺満を演じる。

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 生田さんはダメ男を演じることについて「岸辺満のダメな部分は、僕にもあるなと……。休みの日なんかはダラダラし過ぎて、何もしてない間に夜になってたとか、髪もボサボサで一日中、居たりなんてこともあるので、そういった意味では今までずーっと役作りをしてたと言えますね(笑い)」と話している。

 ドラマは「きょうは会社休みます。」「世界一難しい恋」などの金子茂樹さんが脚本を担当するコメディーホームドラマ。生田さんが演じる岸辺満は大学卒業後、コーヒーにはまり起業したが失敗し、7年前から無職で、口げんかだけは誰にも負けないという特殊能力があった。ヘリクツを駆使して、自分のダメさをごまかし続けて生きてきたダメ男の奮闘や挫折、家族の絆を描く。

 ◇生田斗真さんのコメント

 ――日テレドラマ初主演となりますが、決まった時の感想を教えてください。

 日テレドラマに初めて出演したのが21年前の「LOVE&PEACE」という作品でした。それから月日がたち、こうして主演を務めさせていただくのは大変光栄なことですし、連ドラの主演自体、4年ぶりですので、とても楽しみにしています。日テレドラマは、とてもジャンルが広くチャレンジングな企画も多い印象があり、今回のドラマも枠にとらわれない企画になっているので、今からわくわくしています。

 ――ダメ男という役柄の印象、役作りなどについて教えてください。

 脚本家の金子さんとは何度かお仕事を一緒にさせていただいていますが、主人公がまさに“金子茂樹”だな、と思いましたね……(笑い)。ただその分、金子さんの作品に対する熱量が伝わってきて、それに全力で応えたい、応えなければ! と思っています。

 一方で、僕が演じさせていただく岸辺満のダメな部分は、僕にもあるなと……。休みの日なんかはダラダラし過ぎて、何もしてない間に夜になってたとか、髪もボサボサで一日中、居たりなんてこともあるので、そういった意味では今までずーっと役作りをしてたと言えますね(笑い)。満の持つ脱力的な雰囲気を出せるよう、意気込み過ぎず、肩の力を抜いて演じていきたいと思っています。

 ――台本を読まれた印象、感想を教えてください。

 会話劇が中心となっていて、その掛け合いの面白さが醍醐味(だいごみ)のドラマになっています。 特に家族のメンバーとのやり取りが中心になっていくので、けいこもしっかりしながら個性豊かな皆さんと良い関係性を作っていきたいなと思います。

 ――視聴者の皆さんへ、メッセージをお願いします。

 「もめごと」って、当人にしたらすごく大事な場面なんだけど、他人から見ると「なんでそんなことで!?」とくだらなく思えたり、つい笑っちゃったりすることだったりすると思うんです。このドラマはまさに他人の家族に起きる「お茶の間の茶番劇」を見ていただくドラマになっています。そんな“今日もどこかで起きているであろうもめごと”を笑って見守りつつ、「これって我が家でもあるな……」「こういうヘリクツよく言うかもな……」と、時に自分に当てはめながら見ていただければと思います。10月まで楽しみに待っていてください!

 ◇櫨山裕子プロデューサーのコメント

 「世界一難しい恋」「もみ消して冬」に続き、この「俺の話は長い」も脚本家・金子茂樹が描く「ダメ可愛い男」。主人公がなんだかんだ一生懸命に自分の人生を生きようとするさまを、視聴者の皆さんに時に笑い、時にじんわり温かい気持ちで見守っていただけるドラマです。今回主演を演じていただく生田さんは「こ憎たらしいけどちっちゃい」性格の、ムダに話が長い主人公・満を余すところなく魅力いっぱいに演じ切っていただきたいと思っています(笑い)。今回はホームドラマというジャンル、彼の強敵となる周囲の家族たちも個性豊かな面々を配し、この一家に起きる問題と、大騒ぎの家族会議を丁々発止に盛り上げます! 10月からの土曜の夜をお楽しみに!

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