いだてん:2週ぶり放送 第28回視聴率7.8% 満州事変勃発で政局混迷… 五輪は?

NHKの大河ドラマ「いだてん~東京オリムピック噺(ばなし)~」で主演を務める中村勘九郎さん(左)と阿部サダヲさん
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NHKの大河ドラマ「いだてん~東京オリムピック噺(ばなし)~」で主演を務める中村勘九郎さん(左)と阿部サダヲさん

 宮藤官九郎さんが脚本を手がけるNHKの大河ドラマいだてん~東京オリムピック噺(ばなし)~」の第28回「走れ大地を」が、前回から2週ぶりとなる7月28日に放送され、平均視聴率は7.8%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)だった。

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 「いだてん」は、日本人が初めて五輪に出場した明治の終わりから、東京に五輪がやってきた1964年まで、およそ半世紀を描くオリジナルストーリー。テーマは「“東京”と“オリンピック”」で、大河ドラマで近現代史を取り上げるのは、1986年の「いのち」以来33年ぶり。中村勘九郎さんが日本で初めて五輪に参加したマラソン選手の金栗四三、阿部サダヲさんが「東京オリンピック」実現に執念を燃やす政治記者の田畑政治を演じ、“リレー”形式で主演のバトンをつなぐ。

 第28回では、1932年のロサンゼルスオリンピックの開催が迫る中、関東大震災からの復興に手応えを持つ東京市長・永田秀次郎(イッセー尾形さん)は、東京にオリンピックを招致する構想をぶち上げる。田畑政治(阿部さん)がロスの前哨戦と位置づける日米対抗水上競技大会が開幕すると、日本水泳陣はアメリカチームに圧勝し、本大会に向けて勢いに乗るが、その矢先に満州事変が発生。田畑はスクープを狙って高橋是清(萩原健一さん)を訪ねる……という展開だった。 

 NHK総合で毎週日曜午後8時ほかで放送。

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