宮沢氷魚:俳優デビューから2年…「塩顔イケメン令和代表」の横顔 父・宮沢和史との関係も語る

ドラマ「偽装不倫」で、杏さん演じるヒロインと恋に落ちる年下イケメン・伴野丈を演じる俳優の宮沢氷魚さん
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ドラマ「偽装不倫」で、杏さん演じるヒロインと恋に落ちる年下イケメン・伴野丈を演じる俳優の宮沢氷魚さん

 女優の杏さんの主演ドラマ「偽装不倫」(日本テレビ系、水曜午後10時)に出演する俳優の宮沢氷魚さん(25)。杏さん演じるヒロインと恋に落ちる年下イケメン・伴野丈を演じており、原作者の東村アキコさんがツイッターで「塩顔イケメン令和代表」と絶賛。SNS上でも「キュンキュンする」などと話題を集めている。そんな宮沢さんは、2014年に解散したバンド「THE BOOM」のボーカル・宮沢和史さんの息子ということでも知られているが、役者としても活躍した父・和史さんとのエピソードや、俳優デビューから2年の今の思いを聞いた。

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 ◇「キュンキュン」などの反響に「うれしい」

 宮沢さんは、1994年4月24日米カリフォルニア州サンフランシスコ生まれ、東京都出身。「MEN’S NON-NO」(集英社)専属モデル。2017年、テレビドラマ「コウノドリ」第2シリーズ(TBS系)で俳優デビュー。その後、「トドメの接吻(キス)」(日本テレビ系)、「僕の初恋をキミに捧ぐ」(テレビ朝日系)、映画「賭ケグルイ」(2019年・英勉監督)などに出演。神奈川発地域ドラマ「R134/湘南の約束」(2018年・NHK BSプレミアム)では主演を務めた。舞台にも意欲的に取り組んでいる。

 「偽装不倫」は、ウェブマンガサービス「LINEマンガ」で連載中の東村さんのマンガが原作。32歳で独身、彼氏なしという“おひとり様女子”の濱鐘子が主人公で、不倫といううそから始まる“純愛”が描かれる。

 ドラマが放送されると、「宮沢氷魚くんにめっちゃキュンキュンした」「カッコいい」などと話題を集めた宮沢さん。この反響に「普通にうれしいです」と笑顔を見せた一方で、原作では鐘子の相手は韓国人で、ドラマでは日本人設定に変更されていることから、「最初は原作との設定のちがいが、批評の対象になるのかなと怖くて……」と率直な思いを告白。

 「でも始まってみたら、その設定の差はすんなり受け入れてくれて、『伴野丈かっこいい』って言ってくれたり、『キュンキュンする』って言ってくれるのはうれしい。(視聴者を)キュンキュンさせたり、ドキドキさせるというのがないと、伴野丈はたぶん成立しないと思うので、すごく安心しました」と明かす。

 ◇綾野剛から連絡も

 ドラマ放送後は「いろんな人から連絡が来た」といい、「ついさっきも、綾野剛さん(『コウノドリ』で共演)からラインが来て。『見てるよ~』って一言来て。毎週チェックしてくれているんですけど、また改めて連絡くれたのでうれしかったですね」と話す。

 7月24日放送の第3話では、鐘子が「会いたい」とメッセージを送ると、丈が「おいで」と返信する場面が描かれ、SNSでは「あの『おいで』はヤバすぎる」などの反響があった。宮沢さんの家族も「みんな(ドラマを)見てくれている」といい、「『かっこいいね』って言ってくれていて。母と妹が、第3話の『“おいで”にキュンときた』と言ってくれて。ああよかったって思って」と話す。

 一方で、「1話分撮っていると、いろいろなキュンキュンシーンがあって、それぞれに思い出があるので、『おいで』がピンポイントで“わっ”っとなったのはびっくりしました」と告白。「ここで女性はキュンとくるんだという新しい発見でした(笑い)」と明かす。

 ◇父の存在「ありがたい」

 父・和史さんも「(ドラマを)見てくれている」といい、「『今週も面白かったね。まあ身体には気をつけてね』ってよくメールもくれます」と明かし、「(父は)あんまりしゃべる人じゃないし、僕もすごくしゃべる人でないので、少ない言葉の中でお互いを尊敬しあっているというか、ちゃんと気遣いできているかな」と関係性を明かす。

 和史さんは、ドラマ「恋を何年休んでますか」(TBS系)などに出演した役者としての“先輩”でもあるが、「ドラマの撮影現場の大変さは知っているので、1シーン撮るのにどれくらい時間がかかるかとか、セリフを覚える作業とか、全部本人も経験しているので、そのへんの大変さをわかってくれるだけでも僕はありがたいというか、救われるなって。まわりの友達にいくら説明してもわかってくれないです(笑い)」とその存在が大きいようだ。

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 俳優デビューから約2年がたった。宮沢さんは「今はいろんな役に挑戦していて、それが楽しいし、挑戦できることをやりたいという時期。自分がどういう役者なんだろう? どういう人間なんだろうと気づく時期」と表現する。今後の目標については、阿部寛さんを例に挙げて、「阿部さんっぽい俳優さんって他にいない。僕も自分で確立した雰囲気を持った役者さんになりたい」と話した。

 ライバルの存在を聞いてみると、「“メンノンモデル”には負けたくない。年の近い俳優さんはなんか気になっちゃう。もちろん応援しているけど、負けてらんないなというか……」と話した宮沢さん。今後の活躍が楽しみだ。

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