いだてん:第33回視聴率6.6% ムッソリーニに直談判? 絶体絶命の五輪招致は…

NHKの大河ドラマ「いだてん~東京オリムピック噺(ばなし)~」で主演を務める中村勘九郎さん(左)と阿部サダヲさん
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NHKの大河ドラマ「いだてん~東京オリムピック噺(ばなし)~」で主演を務める中村勘九郎さん(左)と阿部サダヲさん

 宮藤官九郎さんが脚本を手がけるNHKの大河ドラマいだてん~東京オリムピック噺(ばなし)~」の第33回「仁義なき戦い」が9月1日に放送され、平均視聴率は6.6%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)と、第32回の5.0%から1.1ポイント回復した。

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 「いだてん」は、日本人が初めて五輪に出場した明治の終わりから、東京に五輪がやってきた1964年まで、およそ半世紀を描くオリジナルストーリー。テーマは「“東京”と“オリンピック”」で、大河ドラマで近現代史を取り上げるのは、1986年の「いのち」以来33年ぶり。中村勘九郎さんが日本で初めて五輪に参加したマラソン選手の金栗四三、阿部サダヲさんが「東京オリンピック」実現に執念を燃やす政治記者の田畑政治を演じ、“リレー”形式で主演のバトンをつなぐ。

 第33回は、1940年のオリンピック招致をめぐり、互いに激しく争う東京とローマ。嘉納治五郎(役所広司さん)は田畑政治(阿部サダヲさん)らをイタリアの独裁者ムッソリーニとの直談判に派遣する。しかし、ムッソリーニとの会見直前、IOC委員・副島道正(塚本晋也さん)が急病で倒れてしまう。招致の命運がかかったIOCオスロ総会は、他国の政府首脳に働きかけようとした日本の動きを巡って大紛糾。絶体絶命の状況下で、治五郎は逆転の秘策を思いつく。NHK総合で毎週日曜午後8時ほかで放送。

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