田中瞳アナ:モヤさま4代目の“素顔” 目標は大江麻理子 歴代アシスタントからの助言も

「モヤモヤさまぁ~ず2」の4代目アシスタントに就任した田中瞳アナウンサー
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「モヤモヤさまぁ~ず2」の4代目アシスタントに就任した田中瞳アナウンサー

 お笑いコンビ「さまぁ~ず」が出演する人気バラエティー番組「モヤモヤさまぁ~ず2(モヤさま)」(テレビ東京系、日曜午後6時半)の4代目アシスタントに抜てきされた同局新人の田中瞳アナウンサー(22)。ハワイで“ニセ番組”の収録中に、アシスタント就任をサプライズ発表された田中アナは、当時を振り返り「こんなにうれしいサプライズは人生初めて。驚きもうれしさも一番です」と喜びを表現する。「プレッシャーは感じないようにしている」という田中アナに、「さまぁ~ず」の印象や、歴代アシスタントからもらったという言葉などについて、話を聞いた。

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 ◇4代目抜てきに「すごい反響」 家族の反応は…

 田中アナは、1996(平成8)年9月16日生まれの22歳。東京都出身。A型。乙女座。2019年に同局に入社。大学時代には、ニュース番組「NEWS ZERO」(日本テレビ系)のお天気キャスターを務めていた。

 8月4日の放送では、田中アナにとって「人生初」というハワイで、ニセ番組「ハワイでジャガジャ~ン!!」のロケに臨む田中アナの様子を放送。途中で「さまぁ~ず」の大竹一樹さんと三村マサカズさんが“乱入”し、ドッキリの形で田中アナにアシスタント就任を発表した。発表後は、そのまま「さまぁ~ず」と共に「モヤさま」のロケにアシスタントとして参加することになり、3人で初めての昼食を取ったり、ハワイ出雲大社を訪れたりする模様が放送された。

 4代目アシスタントに抜てきされたときの気持ちについて、田中アナは「現実だって受け入れるのに時間がかかりました。ハワイにいる間は、冷静に受け入れられていない状態で終わりました」と振り返る。「“ド緊張”ですし、訳が分からないし、(4代目と)発表されてそのまま歩きましたので、今話していいのか、笑っていいのか……。そこからでしたね」と明かす。

 番組放送後には、「思っていたよりもすごい反響があった」といい、「たくさん連絡を受け取ったので、ああ、それだけ大きな番組なんだなとか、人気あるんだなと実感しました」と話す。番組内で、「モヤさまに出ることを夢見て入社」とあいさつしていた田中アナは、「モヤさまが好き、とか、テレビ東京に入ったらモヤさまをできたらいいな、と言っていたので、『よかったね』とか、『夢かなったね』みたいなことを言われました」といい、「母親からは、『本当にあなたでいいのね? できるの~?』って。よく番組を見ていたので、『いいのかしらね』って言ってくれました」と家族の反応も明かしてくれた。

 ◇さまぁ~ずからは「思い切りやりなさい」

 「さまぁ~ず」の2人の印象を聞いてみると、「三村さんは、温かくて、『なにしてもいいよ』と全部受け止めてくださる感じの、お父さんみたいなイメージです」と表現。大竹さんについては、「カメラが回っていないときも立ち位置などを教えてくださったり、アシストしてくださったり、ジェントル的なイメージです」と話す。

 三村さんも大竹さんも、田中アナが「素で思い切りできるようにしてくれている」といい、「『番組スタッフ、俺たち含め、みんなで田中を育てていくから、思い切りやりなさい』って言ってくださいました」と明かす。

 そんな田中アナを、番組では、「肝が据わっている平成8年生まれ」などとテロップで紹介。3代目アシスタントを務めた福田典子アナも、自身のインスタグラムで、田中アナについて、「ふわふわ系女子かと思いきや、肝が据わったしっかり系女子」「潔い感じが好き!」と表現。取材をした記者も、何事にも動じない、どっしりと構えた田中アナの姿が印象に残った。

 「確かに、肝が据わっているじゃないですけど、『22(歳)だよね? 自分』っていうぐらい落ち着いちゃっている部分があります」と笑う田中アナ。「あとは、ツボが浅くて、すごく笑っちゃうんです。しっかりしているように見えるけど、抜けているよね、適当だよね、とか結構言われます」と自己紹介。性格については、「あんまりいろいろなことを気にしないタイプ」といい、「ポジティブ」だと自己分析している。

 ◇大江、狩野、福田アナ 歴代アシスタントからの言葉に…

 これまで番組では、初代アシスタントを大江麻理子キャスター、2代目を狩野恵里アナ、3代目を福田アナが務めてきた。これまでの番組の歴史もあり、多くのファンを持つ人気番組のアシスタントということで、プレッシャーはないのか田中アナに尋ねると、「(プレッシャーは)感じないようにしている。プレッシャーを感じたり、前の方と比べたりすると、多分なにもできなくなるだろうなと思って、いい意味でなにも考えずにやろうと思っています」と話す。

 歴代アシスタントたちには、全員に「お会いした」ということで、それぞれどんな言葉をもらったのかを聞いてみた。狩野アナからは、「多分私とは全然違うタイプ。同じことをやってもなにも新しくないから、田中が“そのまんまの田中”でいけば、新しい『モヤさま』になるからそれでいいと思う」とエールを送られたという。福田アナからは、「いろんなことを気にしすぎたり、考えすぎないで、そのままでいいんだよ」という言葉をもらったという。

 そして、大江キャスターからは、「なにもこちらから言うことはありません」「そのままでいればいいからね」「食べたいのを選んで、笑いたいときに笑ってっていうスタンスでいいと思います」と言ってもらえたという。

 田中アナは、「『なにか(話を)振られたときとか、“えっと、えっと……”ってなっちゃうんじゃなくて、なんでもいいからやってみればいい』とおっしゃってくださって、それをお聞きしてから、無理難題もだんだん楽しんでできるようになってきました」と変化を告白。「別に面白くやろうと思わなくても、とにかく思い切りやってみようというスタンスでできるようになってきた気がします」と話す。

 そんな田中アナの目標は、大江キャスター。「しっかり報道もやりたいと思っているので、私の大きな目標です」と語る。今後の活躍が楽しみだ。

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