波瑠:「G線上のあなたと私」の魅力語る「個人的に希望を感じた」 バイオリンに苦戦も…

ドラマ「G線上のあなたと私」で主演を務める女優の波瑠さん(C)TBS
1 / 6
ドラマ「G線上のあなたと私」で主演を務める女優の波瑠さん(C)TBS

 女優の波瑠さんが、東京都内でこのほど開かれた10月15日スタートの主演ドラマ「G線上のあなたと私」(TBS系、火曜午後10時)の囲み会見に、共演の中川大志さん、松下由樹さんと共に出席。原作は、「あなたのことはそれほど(あなそれ)」などで知られるいくえみ綾さんのマンガ(集英社)。波瑠さん扮(ふん)する寿退社間近に婚約を破棄され、仕事と恋人を失った小暮也映子(やえこ)が通い始める大人のバイオリン教室を舞台に恋と友情を描く物語。

ウナギノボリ

 波瑠さんは「大人になってくると、自分の居場所を新しく作るってすごく難しくなってくる。バイオリンを中心に集まっただけで、いろんなものの見え方が変わったり、影響を与えあって、開けてくるものがあるという世界は、個人的に希望を感じました。救われるというか……皆さんにも届いたらいいな」とアピールした。

 中川さんは、也映子がバイオリン教室で出会うイケメン大学生の加瀬理人(りひと)、松下さんは主婦でバイオリン教室仲間の北河幸恵を演じる。9月上旬にクランクインし、撮影は順調に進んでいるという。

 波瑠さん、中川さん、松下さんは今作でそれぞれ初共演。波瑠さんは、松下さんについて「すごく恥ずかしいんですけど、本当に私、『ナースのお仕事』が大好きで。ご一緒できてとってもうれしいんです」と笑顔。松下さんは、「ありがとうございます」といいながら、「(波瑠さんは)凛(りん)としてかっこいい女性というイメージがあった。今回、女同士で泣いたり笑ったりするシーンが多いので、そういう意味ではいろんな顔が見られるので、共演して、お芝居するのがすごく楽しみです」と語った。

 役作りのためにバイオリンを練習中だというが、波瑠さんは「いまだに全くつかめていない。弾ける、弾けないの話じゃない……難しいので頑張ります……」と苦笑いで、也映子との共通点を「バイオリンが下手くそなところ」と話す。

 最後に、波瑠さんは「今、バイオリンのレッスンをそれぞれしていますけど、この感じできっと3人ってスタートすると思う。実際の距離感の変化を、(ドラマの)それぞれの場面によって温度差をつけていければ。すごく楽しみです」と話していた。

写真を見る全 6 枚

テレビ 最新記事