女優の中山美穂さんが9月24日、東京都内で行われた映画「108~海馬五郎の復讐と冒険~」(松尾スズキ監督、10月25日公開)の完成披露試写会に登場。主人公がむちゃな復讐(ふくしゅう)を計画するという映画の内容に絡めて、これまでの人生で“むちゃだった”と思うエピソードを聞かれた中山さんは「むちゃだらけの人生だったので、皆様にお話できるようなことは何もないんですけど……」と微笑。撮影では、松尾監督の要求をすべて受け入れたと明かしつつ、「でも、これ(今作)に出たこともむちゃの一つですかね」と冗談めかして笑わせていた。
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完成披露試写会には松尾監督、秋山菜津子さん、岩井秀人さん、坂井真紀さん、大東駿介さん、土居志央梨さんも出席。松尾監督の印象を聞かれた中山さんは「バリバリ演劇の人なのかなと思ったら、撮影中は静かにしていらして……なんだけど、芝居が始まるとすごくパッションが熱い感じで出てきたりして。日に日に可愛いなと思うようになりました」とコメント。松尾監督は中山さんについて「普通の温度で現場にいらっしゃって、淡々と演技して、普通の温度で帰っていかれる。思っていた大スター像と違って、監督を緊張させない、いい女優さんだなと思いました」と明かしていた。
「108~海馬五郎の復讐と冒険~」は、松尾さんの長編監督映画4作目で、初めて監督・脚本・主演すべてに挑んだコメディー作品。脚本家の海馬五郎(松尾さん)はある日、愛する妻・綾子(中山さん)がSNSに若いコンテンポラリーダンサーへの恋心をつづっていることを知り、ショックを受ける。海馬は離婚した場合、綾子に資産のうち半分を支払わなければならないことを知り、意地でも資産を使い果たすことを決意。綾子の投稿に付いた108の「いいね!」数にまつわる復讐を計画するが……という内容。
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