尾上菊之助:木村拓哉のライバルシェフ役で夢実現 料理人に「憧れを抱いていた」

10月20日スタートの連続ドラマ「グランメゾン東京」の制作発表会見に登場した尾上菊之助さん
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10月20日スタートの連続ドラマ「グランメゾン東京」の制作発表会見に登場した尾上菊之助さん

 歌舞伎俳優の尾上菊之助さんが10月16日、東京都内で行われた連続ドラマ「グランメゾン東京」(TBS系、日曜午後9時)の制作発表会見に登場。同作で主人公のライバルシェフ・丹後学を演じる菊之助さんは「物心ついた時から歌舞伎の道を歩んでいますが、歌舞伎の道ではなく、憧れを抱いていたのは料理人でした。その夢がこのドラマでかなって、充実しています」と満面の笑みを見せた。

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 役作りについては「料理人の方にお話を聞いたり、フレンチの歴史などを勉強しましたが、なかなか自分がフライパンを振っていないと実感が湧いてこなかった」という菊之助さん。「結婚をしてからは料理をしていなかったので、最近は朝食を作って家族に振る舞ったりとか、フライパンを振ったりするようにしています」と明かし、家族の手料理の反応を聞かれると「初めは食べてくれなかった」と答え、苦笑いを見せながらも「最近はおかわりをしてくれるようになりました」と声を弾ませていた。

 会見には、菊之助さんのほか、主演の木村拓哉さん、共演の鈴木京香さん、「Kis-My-Ft2(キスマイフットツー)」の玉森裕太さん、及川光博さん、沢村一樹さんらも出席した。

 ドラマは、パリにオープンさせた自分の店が二つ星を獲得したものの、己の慢心から招いた重大事件によって、店も仲間も全て失いどん底まで転落した尾花が、女性シェフの早見倫子(鈴木さん)と出会い、東京で世界最高の三つ星レストラン「グランメゾン東京」を作り上げようと奮闘する姿を描く。10月20日スタートで、初回は25分拡大版。

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